109***BTS ページ12
見かねたNAKEDのマネージャーがAの肩を揺らした。
「んー・・・なに、誰？」
眩しそうに眼を開けて起こしてきた相手を確認する。
NAKEDMG「迎えに来たんだよ。起きて皆に挨拶しろ。帰るぞ」
「・・・私を捨ててったくせに」
Aはめくれた布団を戻して潜りこもうと試みる。
NAKEDMG「人聞きの悪い事言うなっての。迷惑になるから帰るぞ、起きろって」
「２泊３日ですでに十分迷惑かけてる。ひとでなし」
NAKEDMG「人様んちで駄々こねんなよ。起きろ。荷物持って来い」
TH「えへへー♡Aうちの子になる〜？」
いつの間に起きたのかVが布団ゴトAの頭を抱き締めて言った。
BTSMG「こらやめろテヒョン！」
「はなせピョンテ！私に触るな！」
NAKEDMG「ピョ、ピョンテ？テヒョン、お前うちのに何したんだ」
TH「俺は無実だ！」
JG「そうとも言えない、うん。ふあぁ」
ジョングクも起きて一つ伸びをする。
「帰るから離せピョンテ！」
TH「帰りたくないんだろ〜？」
「いやだ！帰る！」
まるで猫のように足蹴りをしてVを剥がすA。
JM「気を付けて帰れな・・・また遊ぼう」
ジミンが目を閉じたまま言う。
「ソンベ、私はこっち」
Aは完全に目を覚まして立ち上がった。
「マネージャーさん、お世話になりました。ありがとうございました」
BTSMG「お、おう。テヒョンが迷惑かけてごめんな。腕大丈夫か？」
「はい、平気です。ピョンテを蹴ってすみません」
BTSMG(怒ってはいるんだな・・)
「ソンベ達〜！お世話になりました！ありがとう！」
方々にいるBTSに向かって声を張り上げて挨拶をするA。
そこかしこから「またな〜」と声が戻って来た。
「よし。スーツケースそこにある」
自分のマネージャーにスーツケースの場所を示すA。
NAKEDMG「わかったよ。あれ？お前またそれ誰かに貰ったのか？」
「うん。ホビソンベがくれた。おっと、私の帽子」
転がっていたSUGAから貰った帽子を被るA。
「お邪魔しましたー！」
AはマネージャーとBTSの宿舎を後にした。
･
NAKEDの宿舎に戻るとご機嫌取りのお土産攻撃を受ける。
Aは渋々受け取った。
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年4月8日 17時
