23***BTS ページ23
携帯を取り出して電話をかけ始めるV。
RMは重ねたティッシュを水で濡らしてAの額に貼って応急処置とした。
Aはジミンに膝枕してもらうような形のまま眠っている。
TH「ヒョン！こんばんは。突然ごめんなさい。あのね、ヒョンの所の新しいグループのさ・・・うん。え？A？誰それ、スソンじゃないの？・・・うん、そう。ヨジャグループのマンネの・・。
あ、いや、そうじゃなくて・・・違うよ、紹介して欲しいんじゃなくて今一緒にいてさ・・・」
Vの話し振りを見てJINがため息をつく。
J-HOPEは少し笑っていた。
TH「違うってば。スタジオで一緒になってジミンが気に入っちゃって一緒に・・・うん、そう。
でご飯誘って食べてたら、間違えて酒飲んじゃってひっくり返ったの・・・。
あうあう・・・ごめんなさい！怒るのわかるけど、俺たちどうしていいかわかんなくて・・・
え？、あ、うん。〇〇。二階の個室。そう・・・うん・・・・・あれ？ヒョン？ね、ヒョン！
・・・・・・・・・切られた」
電話をみんなに向けて呆然とした表情のV。
YG「場所聞いてたから迎えに来てくれんじゃね？」
SUGAはもう問題は解決したという顔で自分の酒を飲んでいる。
TH「ベッキョニヒョンに怒鳴られた〜」
泣き出しそうな顔でJ-HOPEに抱き付くV。
HS「俺たちの監督不行き届きだからな。先輩が来たらちゃんと謝ろうな」
よしよしとVの頭を撫でて宥めるJ-HOPE。
ジョングクは自分の上着をAに被せた。
NJ「ありがとグク」
JG「風邪でも引いたらますますEXO先輩に怒られちゃうから。俺先輩だし」
Aに先輩と呼ばれたのがよほど嬉しかったのか得意気に言うジョングク。
NJ「無事に目を覚ましてくれればいいけど、大丈夫かなぁ」
心配そうにAの頬を撫でて様子を伺うRM。
Aを心配しつつ、時間の経過と共に和みを取り戻したBTS達はおしゃべりが続いていた。
BH「A！！」
唐突に開いたドアからベッキョンが名前を呼びながら飛び込んできた。
TH「ヒョン！」
SK「こんばんわ」
NJ「すみません。こんばんわベッキョン先輩。チャニョル先輩、セフン先輩」
ジミン以外の全員が立ち上がって挨拶をする。
Vが電話をしたベッキョンだけかと思ったが後ろにはチャニョルが続き、セフンまで付いて来ていた。
CY「Aどこ？」
YG「A？」
TH「スソンの事」
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年3月4日 18時
