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ーミンギュ sideー
ﾏﾈ「じゃあ明日は8時に迎えにくるからな。あと、来週の木曜日の11時に事務所で評価だから」
よろしくって言って事務所に戻って行ったマネヒョン
いや、さらっと避けたい爆弾落としていったよね...
JH「(ｲﾗｯ)」
DK「や、やーヒョン、リビングでウユでも飲む?」
JH「いい」
分かりやすいくらいに機嫌を悪くしたジョンハニヒョン
いつもうまくヒョンのことをフォローしてくれるドギョミも、眉を八の字にして困ってる
MG「ヒョン、大丈夫?」
SC「ん?俺は大丈夫だよ。心配するな」
MG「それならいいけど」
正直ね、Aさんが来なかったらって思ったことは数えきれない程ある
ヒョン達の困った表情を見るたびに、絶対受け入れなきゃいけない事なのか疑問ばっかりだ
だってこの話がなきゃ、マネヒョンや社長の言葉に一喜一憂しなくてもいい。それでなくてもいろんな人の感情に左右されやすい仕事なのに
ヒョン達はいろんなことを各々で抱えすぎてる気がする
MG「ウォヌヒョン、明日迎え8時だって」
WN「そっか、ありがとう」
MG「うん...あの、ヒョンはさ」
WN「ん?」
MG「いや、何でもない」
かくいう俺も、周りにこの気持ちを言ったことがない
自分と意見が違うかもとか、酷く心を痛める言葉が出たらどうしようとか色々考えてしまって
ルームメイトのウォヌヒョンも、他には分からないけど、俺にはAさんの話はしてこない
したくないのか、どっちなのかも分からない
WN「ミンギュ」
MG「なに?」
WN「そんな顔させたくてスンチョリヒョンやスニョア達は決めたわけじゃないと思う
けど、全員が同じ意見じゃなくてもいいって、俺は思ってる」
MG「ウォヌヒョン...」
WN「俺もどうしたらいいか分からない。でも一番大変なのはあの人だ
俺達はちゃんと自分の目で見るしかないんだよ」
話すだけ話してウォヌヒョンはゲーム機に視線を移してしまった
思い浮かぶのは、シュアヒョンとスングァニといつも行くカフェで見たAさんの姿
どこにでもいる女の子とは違う、いい意味でちょっと変わった空気感は今でも色濃く覚えている
どんな結果になろうと受け入れなきゃいけないことの方が多いかもしれないけど
それでもいい、それがいい日がいつか来るのかな
MG「ねぇ、ヒョン」
WN「...」
MG「いや、イヤホンするの早」
このヒョンは本当に人を振り回すな、まったく
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作者名：ハンナ | 作成日時：2018年3月5日 2時
