NO.2ー陣ー出会い ページ4
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うちはよく気が強いって言われる。
それに加えてドケチ。
どちらも沢山いわれて自覚済み。
だからあの人にあって
変われるなんて思ってもいなかった。
誰かのためにお金を使うとも。
A｢あー。またやっちゃった｣
今日は仲良いグループで集まって久しぶりに飲む予定だった。でも、遅刻した子につい｢遅い｣と強い口調で言ってしまい喧嘩になって飛び出してきた。
仕事などあるのに理由も聞かずについ。
どーしようかと悩んでいたら知らない道に出てしまった。
ふと横をみると、そこはお店のようだった。
看板には「RAM」
ー日常を忘れたい人へー
と小さく書かれていた。
多分しっかり見ないと気づかないような店だろう。
だか、うちがこの店に入った理由は、
初回の人割引という文字だった。
飲む予定だったため、お金をもっていたので
やけ酒だーとおもいその店に入った。
むしゃくしゃしていたうちが選んだのは、
いつもなら絶対に選ばないゴールドコース。
番号は、94。
最初は1人でお酒を飲んでいたが何度か男の人に声をかけられた。でも愛想がないのでみんなすぐどこかへ行ってしまう。
A｢日常を忘れられるほどたのしくないじゃん｣
と口からポロリ。なぜだか周りからの視線がすごかったので逃げ出そうと思った時だった。
｢ゴールドコースの方はメインステージの周りへお集まりください｣
というアナウンス。せっかくゴールドコースにしたのだからとりあえず行ってみることに。
そして現れたのは16人のダンサー達。
ほんとにそのパフォーマンスはすごかった。
周りの人がこっちを見てきた理由もわかる。
意地っ張りな性格のためすごいと思っても口に出したことはなかったがその時は素直に｢カッコイイ｣と口からポロリ。
何曲か踊りを披露したあと
｢今日のエスコート相手の番号を発表します｣
というボーカルの人たち。
次々と番号が呼ばれてると
｢次は〜陣さんかー。94番！94番の方〜？｣
A｢あ。うちじゃん。｣
あまりよく分からずステージへ。
？｢あ！初めまして陣です。今日はよろしくな〜｣
A｢はぁ。Aです。｣
陣｢Aちゃんはお店初めてな感じ？じゃー俺エスコート頑張っちゃうでー！｣
なんて1人ではっちゃけてる陣？という人。
これが始まりだった。
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ゆづ(プロフ) - renaさん» ありがとうございます！最近更新頻度悪いので上げられるよう頑張ります〜 (2019年7月30日 2時) (
レス) id: 5cae081a4a (このIDを非表示/違反報告)
rena(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！海青観れるの楽しみにしてます！ (2019年7月29日 8時) (レス) id: 13955b944a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆづ | 作成日時：2019年7月17日 2時
