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School Life*27 ページ8

あ「はぁ…はぁ…」

すごいびっくりした…。酔っぱらってるのは分かってたけど、まさか…その…

あ「キスされるなんて…」

思考が回らない。

敬・啓「Aっ!!」

聞き慣れた、2人の声。

あ「敬浩…啓司…」

啓「大丈夫か?突然のことだったからさ、俺らも心配で抜け出してきたんだ」

あ「あ…りが…と…」

わたしの目から、涙が溢れる。哲也さんにキスされたからじゃない。2人の優しさが、ただただ嬉しくて…。
気がつけばわたしは2人に抱きついて、思いっきり泣いていた。

そんなわたしを、2人は優しく抱きしめて、泣き止むまでそばにいてくれた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あ「2人ともごめんね?わざわざ送ってもらっちゃって…」

敬「いーの。どうせ家隣なんだから」

啓「そうそう!!またなんかあったら相談しろよ?」

あ「うん。ありがとう。じゃあまた明日」

敬・啓「また明日」

わたしたちはそう言って別れた。
また明日とは言ったものの…

あ「明日部活気まずいなぁ…」

わたしは疲れ果ててそのまま眠りについた。

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作者名:そのの | 作成日時:2012年8月13日 12時

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