EXILE 医療センター18

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片寄side


片寄『じゃあちょっと早いけど、寝てなさい。携帯はポケットにあるのな、じゃあすぐ連絡できるな、』

この学校は制携帯制を導入しているから、普段から教師との連絡が取れる。何かあれば養護教諭とも連絡が取れるため、その処置を取って。


鷲尾『遅くなりました、どんな感じですか。』

片寄『熱が少しあるのと、少しふらふらするみたいです。食欲はないみたいで、ちょっと心配だから一日ここで様子見ます、』


鷲尾『そっか、…了解です。』

片寄『ただ結構しんどそうかなぁ…、念のため、ドクターとも連絡取っておきます、』


鷲尾『はーい、さっき会ったよ、亜嵐くんでしょ、笑』


片寄『そうです、笑、いつでも呼んでーって言ってくれたんで。笑』


ドクターも今回来てくれていて、しかも昔から知ってる亜嵐くん。今は大学病院で働いているけど、要請して来てもらってる。


そんなこんなで寝かせて数時間たった頃の午前二時すぎ。



電話がかかってきて、またしんどくなってきたと。


片寄『熱上がってきたかな、』

鷲尾『熱計るよ、……38.2。上がってるね、』

片寄『亜嵐くん呼んでます、』


……

白濱『遅くなりました、熱高い？』

片寄『最初37.5だったんだけど、今計ったら38.2。』

白濱『そっかそっか、ちょっと診せてな、』


結果は一時的な発熱、すこし脱水もしてるみたい。


白濱『解熱剤飲んでほしいんだけど、…Aちゃん、自分で水分取れそうかな、無理っぽいか。……点滴しよう、』


点滴をして解熱剤と水分を体に入れると、少し楽になったのかまたすやすや寝始めたAちゃん。


白濱『大変だったね、こんなところで。熱も高いし。』


片寄『そうだね、』


明日には少しでも良くなってるといいんだけどな。

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