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天馬side



音さんから 着信があったのは日付が変わる頃。



こんな時間の電話だから、何かあったのかと心配になる。




「どうしたの?」

「さっき、アルバイト先に、神楽木さんと、桃乃園の生徒さんが来て。。。」

「え?」

「私が庶民だってこと、バレてしまいました」




僕の頭は単純で、
音さんが学校を追い出されるという心配よりも、遅い時間にAが神楽木と一緒にいたという事実に、思考が停止してしまった。




「どうしよう。。。退学なんてことになったら、私。。。」




音さんの、不安そうな声にハッとして



「大丈夫。音さんが困るようなことにはさせないから」




そう言葉を紡いだ。


優しくおやすみを言ったあと、電話を切り、
ベットに身を倒した。




『お似合いだったよ』



Aの口からその言葉を聞いた時、

本当に僕の恋は終わったんだと確信した。


始まってもいなかったけど、
少なくとも僕の好意は伝わっていると自惚れていたから。




窓の外を見るとAの部屋の電気が消えているのが分かった。



今、僕にできることは音さんを守ることだ。


そして、Aとただの幼馴染みだった頃に戻ること。



音さんが退学になれば、
この、縁談はなかったことになる。



だけど、それが非道徳的な考えだってことは理解している。


つくづく偽善的な思考が嫌になる。




だけど、自分の恋心だけで人の人生を無駄にすることはどうしても出来ないんだ。





「A。好きだ」




この気持ちを隠して生きよう。

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設定キーワード:花のち晴れ , 馳天馬 , 平野紫耀   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あい | 作成日時:2018年12月16日 23時

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