嫌いは好き←→好きは嫌い～2～ (ページ39)

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再開ページ39

ルフィはそのまま席に座り、
店主さんにご飯を沢山頼み、食べ始めた。

ルフィ｢うめぇぇぇぇぇ！！｣

店主｢あ、ありがとう…でも君、逃げた方が…｣

相変わらず食べる量が半端ない。
ゴムだからかな？

でも食べる姿は昔と違い、
ほんの少しだけ大人びていた。

ルフィ｢ん？おめェなんで尻餅ついたままなんだ？｣

もぐもぐ食べながら私に目を向けてきた。
なんで尻餅ついてるかって？

アンタのせいだよ←

やれやれとため息をついた。
そして立ち上がり、ホコリをはらう。

『相変わらずマイペースだね、ルフィ』

ルフィ｢俺の事知ってんのか？｣

『うん、昔から知ってる』

心当たりがないのか、
眉間に皺を寄せ考え込む。

『…私は貴方の兄弟』

ルフィ｢俺の兄弟は男だけだぞ！…1人は死んじまったし……｣

少し暗い顔をした。
あ、これ地雷？？←

『貴方には双子の妹がいたはずよ』

ルフィ｢あいつは！！昔悪い海賊に殺されて………！？！｣

まだ、気づかないの？

人目につくからあまり嫌だったけど、
仕方なくパーカーのフードに手をかけた。