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リビングに戻ると、鬱さんとゾムさんが待っていた。

ut「シッマ、トイレ長いぞ!」

kn「すまんすまん!」

コネシマさんは私のせいで戻るのが遅くなったのに気を遣って誤魔化してくれた。

鬱さんは私の顔を見るなり何かを察したのか、
「Aちゃん、目腫れとるで。これ使い?」と温かいタオルと冷たいタオルを持ってきてくれた。

「ありがとうございます…」とタオルを受け取って目に当てた。
今日は沢山泣きすぎて頭が痛い。

zm「Aー!俺、今日は自分で髪の毛乾かしたんやで!」

ゾムさんは褒めて!と言わんばかり近付いてくる。

「偉いですね、毎日やって欲しいです」

zm「それは無理やなぁ、だってAに乾かして欲しいもん」

ゾムさんにバッサリ断られてしまった。

暫くすると、ショッピくんがお風呂から上がってきた。

shp「お風呂ありがとうございました」

そう言うと、鬱さんが立ち上がりお風呂に向かっていった。

「ショッピくん、髪乾かすので前にどうぞ」

ぽんぽんと私の前の床をたたく。

「お邪魔します…」とおずおずと座るショッピくんにドライヤーをかけ始める。

「ショッピくんの髪はふわふわだね」

shp「そうっすか?」

「他の3人はどっちかというと直毛だからね」と答える。

shp「Aさんが皆さんにオカンって呼ばれる気持ちがよく分かりました」

「私は4人も子供を産んだ覚えないよ…」とお決まりのやりとりに項垂れるのであった。

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作者名:じう | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年6月18日 20時

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