【d!】社畜と異世界人 (ページ35)

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shp「今回の試験でデータを解析して、また試験的に誰かを送ることになると思います。時間は掛かりますけど最終的には帰れるようになるかと」

思っていたよりW国はきちんと考えているようだった。
試験的にまた誰かが来るということは、グルッペンさん、トントンさん、ロボロさんという人が来るのだろうか。

ut「ショッピくん有能やわぁ」

kn「流石に幹部3人消えたら大事やしな。グルッペン、トントン、ロボロなら大丈夫やろ」

zm「シッマ消えた時でさえ大騒動やったからな」

少し4人が帰るための希望が見えてきた気がした。
お別れになるのは少し寂しいが。

shp「という訳で、俺もしばらくAさんの家でお世話になります。よろしくお願いします」

こうしてめでたく同居人が増えた。

私は「こちらこそ、よろしくね」と言い、ショッピくんを部屋に案内する。

人数が増えてきたので、コネシマさんと鬱さん、ゾムさんとショッピくんで相部屋にする事にした。

最初は我が家の古株と新人コンビでコネシマさんとショッピくんにしようかと思ったが、ショッピくんの強い希望でゾムさんになったのだ。

そんなにコネシマさんと一緒なのが嫌なのだろうか。

むしろコネシマさんはショッピくんの事を気に入ってそうなのにと思った。