【d!】社畜と異世界人 (ページ34)

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ショッピくんに確認したい事があったので尋ねてみた。

「そう言えば、ショッピくんは何か国に戻るための手掛かりとかってあるのかな？」

私がそう言うと、ショッピくんは「ありますよ」と答えた。

kn「ショッピくん、それを先に言わんかい！」

shp「だってコネシマさんには教えたくなかったんで」

しれっとコネシマさんに答えるショッピくん。

kn「それとこれは話が別やろ？！」

shp「私情がつい、すみません」

ショッピくんはコネシマさんに謝罪のジェスチャーを送る。

「ショッピくん、コネシマさんに当たり強くないですか？」と鬱さんに小声で尋ねた。

ut「ショッピくん、遠距離部隊に配属になる前はシッマと同じ部隊で後輩やったんよ」

「なるほど、意外な関係性ですね」

「殺意高いのはシッマ限定やけどな」とゾムさんが返す。

shp「俺がこの国に来たのは、訳分からず来たわけじゃないんです」

そう言うと、私たち4人の目が見開く。

shp「捜索をしていても見付からないので、変な所に飛ばされたのかと判断しました。グルッペンさん、トントンさんとロボロさんが主体で3人を連れて帰るための手段を開発していて、俺は試験的にこっちに送られて来たんです」

「帰り方はまだ分かっていないんで、片道切符なんですけど」とショッピくんは残念そうに言った。