# 家政婦ちゃん２ (ページ4)

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今日からまたみんな仕事

さっきみんな一緒に出かけたから一瞬で静かになった。

仕事しなきゃ、、

洗い物をしようとキッチンに向かうと見覚えのあるスマホ

これ、ジョングクくんのスマホだ。。

忘れた？のかな、、置いてった？

どうしよう

とりあえずおじさんに連絡してみる事にした

「あ、おじさん」

「Aどうした？」

「ジョングクくんがスマホ忘れてるんだけど、要らないのかなぁと思って」

「あー、今日は夜中までだったなぁ」

そう言うとおじさんはしばらく考えて、、

「A、悪いがタクシー着けるからスマホ持って事務所に来てくれ。受け付けには言っとくから」

「わかった」

とは言ったものの

芸能人なんだよね。

どうしよう、、ちょっと怖くなってきたかも

みんなとはここでしか生活してないし、仕事をしてる姿もテレビでしか見たことない

わたしはジョングクくんのスマホを持って事務所へ向かった。

入り口にはたくさんのファンの子達がいて、わたしが事務所に入る姿を凝視している

わたしはただの家政婦です

忘れ物を届けに来ただけです

聞かれてる訳でもないのに心の中で呟いて、受け付けへ

JK「Aぬな！！！」

「あ、」

受け付けに黒いフードを被ってこちらに手を振るジョングクくんがいた

いや、外に聞こえちゃうんですけど！！

慌てて近寄ってジョングクくんに「しーっ」と口の前に指を立てる

ジョングクくんは首を傾げて、再び満面の笑みで

JK「わざわざごめんね！」

「はい、これ」

おじさんから連絡受けていたらしいジョングクくん。練習の途中だったのか、額に汗が見える

JK「どうしたの？」

「練習してた？」

JK「なんで分かったの？！」

「汗かいてる」

「ちゃんと拭かなきゃ」

わたしはカバンからハンカチを取り出して、ジョングクくんの汗を拭く

JK「っ！」

タオル持ってくれば良かったなぁ

「ちゃんと水分とってる？」

返事がなくて、ジョングクくんの目を見ると、大きな瞳が揺れて頬も赤い

「え、ジョングクくん、熱ある？！」

JK「ちっ、ちがうよ」

ジョングクくんは、額に触れようとしたわたしの手をぎゅっと握った

JK「ぬな、練習見ていってよ」

「や、でも邪魔になるよ」

JK「いいから！みんな待ってるし！」

「えっ！ちょ！」

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