# 家政婦ちゃん２ (ページ25)

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[番外編] バカップル２ -YG- ページ25

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深夜2時半すぎ

新しいアルバムの曲作りで、こんな時間になってしまった。Aには遅くなるからと伝えてあるし、おそらく寝てるだろう

だけどリビングは煌々と電気がともっている。あいつ、俺が帰ってくるからつけっぱなしにしてたのか？？

YG「・・お」

マスクをゴミ箱に捨てると、ソファーに感じる2つの気配。そーっと覗き込むと、お互いの頭を預け合い気持ちよさそうに寝ているジョングクとA

YG「ふっ」

なんとなく予想はつく

一緒に待つとジョングクが駄々こねたんだろう。まったく、風邪ひくっつーのこのバカップル

なんだかその光景がとても愛おしく感じて、ずれた毛布を掛けなおしてやった。って、、俺は母親か？なんだか爺と呼ばれるの分かる気がするわ

YG「バカップルめ」

二人の頭を優しく撫でつけて、シャワーを浴びに脱衣所へ。疲れてる俺の為になのか、湯船はまだ暖かい。こいつらさっきまで起きてたのか？

待たなくていいのに、ホントAは変な奴だ

YG「・・・」

髪を乾かし、首からタオルをかけてリビングに戻ると、まだスヤスヤとソファーで眠るバカップル

YG「おい、バカップル」

JK「いっった！」

「ん～、、」

ジョングクの頭を思い切り叩くと、相当痛かったのか寝起きが悪いこいつが一瞬で起きた。隣のAは寝起きがいいから、ジョングクの声でスーッと目を覚ました

「ユンギさん、おかえりなさい」

YG「おー」

JK「もー、優しく起こせないの？」

YG「こうやって起こさねーと起きねぇだろ」

JK「・・そうだけど」

「もう直接寝ますか？コーヒーとかいらない？」

YG「いい。早く一緒に寝てやれ」

「へ？」

YG「隣のガキがうずうずしてっから」

JK「Aぬな！寝るよ」

「え、ちょ」

YG「おやすみーバカップル」

「ばっ！？かっぷる？」と顔を赤面させながら、ジョングクに腕を引かれるA。俺はその様子を何故か愛おしく見守る

ま、こういう生活も悪くない

煌々と光るシーリングライトを消して

眠りについた

＿[番外編] バカップル fin.