# 家政婦ちゃん２ (ページ20)

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この後、

というかここからどうすればいいのだろう

こういうのって体験したことも無いし

恋愛経験など皆無

JK「ぬな」

「うん」

JK「大事な話がもう一つ」

「・・うん」

ジョングクくんは相変わらず、わたしの両手をぎゅぅっと包みながらしゃべる

JK「戻ってきて」

「・・いや、それは」

JK「みんな、ぬながいないとだめなんだよ」

でも、

今更・・

自分から出て行っておきながら

迎えに来てはいそうですかなんて、、

勝手が良すぎる

JK「ぬなの代わりなんてもういないんだよ」

それにあのコンビニではもう働けないでしょ？

なんて下調べ済みらしく、ジョングクくんは言った

たしかに、先輩とあんなことがあってはもうあそこでは働けない

となると、働く場所など車がなくては、この辺にはない

JK「ぬな」

「うーん」

JK「とりあえず明日、パンPDの所に行こう」

「え」

JK「約束してたからさ」

見つけたら必ず連れてくるって

ジョングクくんは嬉しそうにそう言った

おじさんも探していたのだろうか

いや、探そうと思えば探せた

実際、ジョングクくんがこの田舎を知ったのもおじさんが教えてくれたからだし

JK「ね？」

「うん。わかった」

JK「そうと決まれば！」

え？

ジョングクくんは来ていたコートを脱いでわたしのベッドに横になる

JK「Aぬな、寝るよ？」

「え、あ、わたしは下で」

JK「何言ってるの！一緒に！」

「わっ」

ぐっと腕を引かれて、ジョングクくんの腕の中

わたしが逃げないように片足でがっちりとわたしをブロック

「わ、わかった！でもお風呂だけ入らせて」

JK「あーそっか。分かった」

そう言うとすんなり離してくれて

待ってる！

テレビのない部屋でジョングクくんはただ外を眺めていた

ホントに起きてそうだし、はやく入ってこよう

思いが伝わったのはいいけれど

毎日がこんななら

わたしの心臓はいくらあっても足りない

＿＿