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「あぁ、帰ろうかな」
今更になって、
エントランスにまで来て嫌になった。あぁ、、、嫌だ帰りたい帰りたい
でもどこに？わたしにはもう帰る場所がない
事故の後、わたしはしばらくおじさんの家で暮らした。両親と住んでいたマンションも、家賃が払えなくて退去
それでおじさん家で暮らしてたけどこれ以上お世話になるわけにもいかないし
なにしろ、おじさんの負担になるのはわたしが嫌だし。
そんなわたしの様子を察知したおじさんは
「住み込みで働くか？」
と仕事の話を持ち掛けた
わたしももう２３歳だしそろそろ定職につかないとなぁ、、
そう思っていた時の提案だった
おじさんは作曲家で芸能事務所の代表として忙しい毎日
わたしの仕事はおじさんの事務所に所属するアイドルの家政婦をしてほしい、というもの
給料もそこそこいいし
ボーナスも出るし
住み込みだから生活費は食費だけだし
唯一の欠点は休みがほとんどないという所
それでもわたしは、今のわたしは
事故の事を思い出す暇がない方がいい
それでここ、アイドルさん宅の部屋の前に
「着いてしまった」
意を決してインターホンを押すと
ドドドドドドというものすごい足音が聞こえてきた
「はーい！！！」
扉が開いて現れたのは少し色黒で髪の明るい彼
「初めまして、わたし」
「家政婦ちゃん！いらっしゃーい！俺はテヒョンよろしくね」
「え、わっちょっ！！」
テヒョンと名乗った彼は
わたしの手をぐっと引いてニカッと笑った
引っ張られているせいで慌てて靴も脱いだ
あー、靴が多分バラバラなってるかも
一瞬見た玄関は、靴だらけで足の踏み場もなかったし、、
TH「家政婦ちゃんきたよー！」
体制を崩しながらも
息を整えて頭を下げた
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な む(プロフ) - みっきーさん» 初めまして。コメントありがとうございます！！本当に嬉しいです！！これからも読んでいただけると嬉しゅうございます(；；) (2018年12月17日 23時) (
レス) id: da857a5ec0 (このIDを非表示/違反報告)
な む(プロフ) - みーさん» ご指摘ありがとうございます。つい癖でテテと書いてしまいました、、テヒョニひょんでした(；；) (2018年12月17日 23時) (レス) id: da857a5ec0 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー - とっても面白いです！これからも更新待ってます！ (2018年12月17日 7時) (レス) id: 14d5e6f1ca (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - ててひょん...？ (2018年12月10日 15時) (レス) id: ac38f53874 (このIDを非表示/違反報告)
なむなむ(プロフ) - う さ おさん» そうです(^ ^)気になりましたらCSSで検索してみて下さい！！応援もありがとうございます( ; _ ; )更新頑張ってまいります！！！また是非読んでくださいね (2018年3月8日 1時) (レス) id: 12b3d1d186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な む | 作成日時：2017年12月5日 20時
