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番外編2 ページ25

『ねぇねぇ、』

「…なに」

『え、えっと…なんでもない…』

…最近、悠の機嫌が悪い。

どうしたのだろうか。

「…さぁ?あいつのことだし、どうせ取っといたお菓子食べられたとかじゃねーの?」

『うーん…でも、お菓子なら昨日しっかり食べてたんだよねー…』

「…記念日とか?」

『記念日…あっ!!』

やばい。

やばいやばいやばい!

3日前…悠の誕生日じゃん…!!

『ど、どうしよ…悠の誕生日お祝いするの忘れてた…』

「「「絶対それじゃん」」」

『でも今やっても「今更なに」って言われちゃう…』

悠は怒ったら怖いもんなぁ…

「あ、じゃあさ?『プレゼントは私♡』つって行けば許してくれるんじゃね?」

「っはぁ!?おい、まーしぃ何言って…」

『それいいかも!』

「「「へ?」」」

うん、それがいい。

『プレゼントも、ケーキもないんだもん、私をプレゼントにしたほういいよね!』

「お、おう…?」

『てことで行ってきます!』

「ふぁいと〜」


時は過ぎ夜。

緊張して言えなかったって言えばいいよね!!!(無理矢理感)

__コンコン

『悠?入るね?』

「…なんの用、」

明らかに怒っている。

よし、私の演技力は如何程か。

『…あの、ね…その…は、恥ずかしくて言えなかったんだけど…その、ぷ、プレゼントは、わ、私っ…だから…その…当日に言えなくてごめんね…?』

「…へ、なに、それ」

悠は口を開けてぽかんとしている。

『だから、何、しても、いいよ…?』

決まったァー!!!とどめの上目遣い!!!

「…じゃあ、俺の言うこと聞いてくれるってことやんな?」

『うん!』

「へー…じゃあ、」

にやりと妖艶な笑みを浮かべてこちらに近付いてくる。

思わず後ずさると、壁にぶつかってしまった。

これって…

そんなことを考えている間にも近付いてくる悠。

そして、鼻先が触れ合いそうな距離まで来ると、悠が囁いた。

「…食べちゃっても、ええ?」

色っぽい笑みで言われ、顔に熱が集まる。

『…うん』

肯定の言葉を合図に、啄むようなキスが降ってくる。

それは、段々と深いものに変わっていく。

『んっ…ふ…ぅん…』

長い長いキス。

苦しくなって胸板を叩けば、どちらのものかわからない銀色の糸がふたりを繋ぐ。

「…ベッド、行こか」

その先にすることなんてわかっている。

でも、今日ならいいかな…なんて。

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恋花レンカ - しゅあ。さんお誕生日おめでとうございます!いい年になるといいですね! (12月2日 17時) (レス) id: 8916eccc14 (このIDを非表示/違反報告)
恋花レンカ - すごくドキドキして、面白いです!応援してます! (11月27日 1時) (レス) id: 69d112bb58 (このIDを非表示/違反報告)
ミト - 初コメ失礼します。すごく面白かったです!更新頑張ってください。 (11月25日 0時) (レス) id: d0ac5e5cac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゅあ。 | 作成日時:2019年10月26日 0時

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