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SIDE urt
『えへ、お兄ちゃんもかっこいい〜！！すき〜！！』
「俺もすき〜！！」
廊下のど真ん中で抱き合ってはしゃぐ男女。
…なにやってんだあのシスコン＆ブラコン。
邪魔なんだけどなぁ…
「…なにしてんの…」
『…え？』
「ひ、ひぃ…」
坂田がビビるのも無理はない。
なぜなら俺は大量の家来−もとい、ゴーストを連れているからだ。
もう何回も見ているはずなのに、なんで慣れないんだよ…
俺が「邪魔。」と言うとAは拗ねたように坂田の手を引いて通り過ぎていった。
いや、おまえはゴーストびびらないのかよ←
それに、さっきまで怖がっていた坂田までふつうに通っていく。
恐るべしシスコン…()
『うらたさん今失礼なこと考えたでしょ〜』
…こっっっわ…
「…いってきまーす…」
『あ、逃げた！ちょっとー！』
「まぁまぁ、はよ行こ？うらさんなんてほっとけば帰ってくるんやし！」
おい←
とりあえずゴーストたちを連れて目的の場所へ。
俺の仕事は敷地内の掃除。
掃除と言っても、綺麗にするほうじゃなくて、悪霊を…ね？(威圧)
最初はひとりでずっとや(殺)ってたんだけど、それを見てたゴーストたちに懐かれちゃって今はこの有様。
まぁ、助かるんだけど←
「…おーおー、今日もいっぱいいるじゃん？」
見渡せば、うごうごと蠢く悪霊たち。
今回は飛ぶやつまでいるから、けっこうかかりそうだな…
「…じゃあ、いつもどおりよろしく」
そうゴーストたちに声を掛けると、一斉に飛び出していく。
俺はそれを空中から眺めて高みの見物…といきたいところだが、今回は飛ぶやつまでいるから、そうはいかない。
…殺っちゃうか。
「ｷｬｱｱｱｱｵｵｩ!!!」
「…そんなんで俺に勝てると思ったか？」
「ｷﾞｬｯ…」
どいつもこいつも雑魚ばっかり。
いいかげんに飽きた。
「ﾋﾞｬｱｱｱｱｳｳｶﾞｱｱｱ」
「鬱陶しいんだよ、」
空中に浮いているやつを全員殺り、下を見る。
おおかた片付いたようだ。
そりゃ、俺が鍛えてやったからなぁ…
「…あ、魔法石」
足元に光る石を拾い上げる。
エメラルドグリーンに輝くそれは、なぜかAを思い出させた。
あいつにあげよう。
そう思い、俺は月を見上げて微笑んだ。
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ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2021年6月27日 20時) (
レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
恋花ﾚﾝｶ - しゅあ。さんお誕生日おめでとうございます！いい年になるといいですね！ (2019年12月2日 17時) (レス) id: 8916eccc14 (このIDを非表示/違反報告)
恋花ﾚﾝｶ - すごくドキドキして、面白いです！応援してます！ (2019年11月27日 1時) (レス) id: 69d112bb58 (このIDを非表示/違反報告)
ミト - 初コメ失礼します。すごく面白かったです!更新頑張ってください。 (2019年11月25日 0時) (レス) id: d0ac5e5cac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅあ。 | 作成日時：2019年10月26日 0時
