えすなす。

ろく ページ6

『なんで、那須くんにそんなこと言われなくちゃいけないの？』






那須「はぁ？」




『浮所くんと話しちゃいけないわけ？』



那須「別に俺はそんなこと言ってないけど？」




『いっつもそう。那須くんはさ、自分がどんだけ偉いのか知んないけどさ、なんで私のこといじめるの？』





『私のことが嫌いだからいじめるんでしょ？じゃあさ、関わってこないでよ！なんで、関わろうとするの！？』





『…わたしは、関わりたくない！』





自分の思ってること全部言ってやった。








那須「…は、なんだよそれ。意味わかんないんですけどー笑いじめてるとか笑自意識過剰なんじゃねーの？」







『…っ！バカ！アホ！ハゲ！一生お前なんかどう〇いでいろよ！』







那須「ちょ、おい待てって！」






走って教室にでる。






向かった先は屋上だ。






晴れ渡る青い空。






あぁ、確か那須くんと出会った日もこんな青空だったっけ。

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