推ししか勝たん！【TOP4＋fj】 (ページ16)

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TOP5 ページ16

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それからの3ヶ月間は色んなことがあった。

皆TOP5の良さが伝わったのかファンが増えた。

その人数ざっと数えて150人くらい。

地下アイドルは会場が狭いから

TOP5が出る合同ライブは即完売になることが増えた。

単独ライブは月に3回も出来るようになった。

私はというと最前列には行けずチェキも貢げない

貧弱オタに成り下がっていた。

牛沢くんは相変わらずかっこいいし

覚えてくれている。

特定ファンサもしてくれる。

ただただ幸せだった。

そして推し始めて半年経った今推しが目の前にいる。

遡ること30分前。

牛沢くんに貢ぐお金がなくなり

深夜のコンビニでバイトをしていた。

お客さんから商品を受け取り

顔を見ると牛沢くんだった。

「『あ』」

『う、牛沢くん！？！？！？』

「Aちゃん？」

『うわぁあぁ』

「ふふっこんな時間までお疲れ様です」

『これは夢…？』

「夢じゃないね」

『デスヨネー』

「眠くないの？」

『牛沢くんこそ早く寝てください』

「俺は明日休みだからいいの」

『自分の身体労わってください！』

「この時間に来たら働いてる？」

『まぁ週5で』

「働きすぎじゃない？倒れるよ？」

『大丈夫です！』

「そっか…また来るね」

そう言って牛沢くんは商品を受け取って帰って行った。

また来るとは？？え？？ん？？

てかやばいじゃん！！すっぴん見られたじゃん！！

終わった。私の人生オワタ。