検索窓
今日:95 hit、昨日:453 hit、合計:3,583,947 hit

。我慢58 。 ページ17









あ「それだけ。」






耳元でそう言うと、







































凛「……帰ります。」






と凛架ちゃんは行ってしまった。






あ「……」




その背中が見えなくなるまで、


見てしまった。





そして…





…今更だけど……



……言いすぎたかな??




今思えば結構ゲスな事言ったな、








なんて、少し考えていると








及「……凛架のことは俺らでまかせてA」




あ「あ……うん…」








((ムニッ





あ「わっ……」





両頬をひっぱられ思わずマヌケな声を出した。





ひっぱった張本人は……






岩「お前いつ目を覚ましたんだよ」




岩泉さんでした。






あ「今日です」




岩「連絡してくれたら行ったのに…


無理したろ…?」








あ「頭の中は及川さんたちでいっぱいだったから」





ここまで来る時の記憶がほとんどない





まぁ……それぐらい夢中だったんだろう












松「それに、
お前のことだから黙って病院から出てきたろ?」




花「看護師さんにも声かけずに」






あ「正解です」






国「早く病院もどらなきゃじゃないですか」








あ「うん……本当に、




あり…が…………と」









あぁ、及川さんたちの顔がぼやける




声が遠のいてく









____



_


国見side






及「Aっ!」



国「Aさん!!!」




膝から崩れ落ちるように倒れたAさん。




ギリギリで岩泉さんが体をささえた









及「…………今思えば…」




花「目を覚ましてすぐ来たんだな」



松「よくここまで意識があったもんだよ」






気を失ったAの顔は、



凛架のときに倒れた表情とは全く違った。




安心しているような、そんな表情。









岩「俺が背負ってく」



及「よろしく岩ちゃん」



岩「おう」






ほんとに、よかったな…







国「……」




花「あら、珍しく笑ってるね国見ちゃん」




ズシッと肩に来る重力。






国「なっ……いいじゃないですか
そんぐらい嬉しいんです」





花「可愛い後輩だなぁ〜」




松「そんな可愛い後輩ちゃんには
Aを無事送り届けたあと、
ラーメン奢ってくれるってよ

















及川が。」






及「なにそれ!聞いてないよ!?」









































あぁ、次Aさんが目覚めるのはいつかな

。我慢59 。→←。我慢57 。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4555 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5471人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

悠鱸(プロフ) - うわああああ、自分に置き換えすぎたと言う名の感情移入しすぎて、顔面涙でカッピカピです。もっと早くに見つけたかった。 (3月16日 16時) (レス) @page29 id: 1e852fcc4a (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - あああああ............感動で涙がちょちょぎれちゃう (3月3日 21時) (レス) @page29 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこって美味しいですよね - あかん、泣きすぎて花粉症か感動かついにわからなくなってきました (2月27日 21時) (レス) @page15 id: f91a4d9a84 (このIDを非表示/違反報告)
りぃる(プロフ) - 映画見てから爆速で見返しに来たんですが、もう心臓飛び出ましたよ!!!!!!!!… (2月24日 0時) (レス) @page21 id: ad13481ed5 (このIDを非表示/違反報告)
とさか - 泣いても泣いても涙でてくる現象どうにかしてほしい。完結おめでとうございます!最高でした! (2月10日 20時) (レス) @page21 id: e6b1ea6921 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2017年1月2日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。