【d！】甘い恋の魔法箱。

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「...？...もしかして、キス...？」
少し戸惑いながら貴女にそう聞く彼。どうやらよく分かってないようです。貴女がずっと待っていてもキスをしてくれる様子がありません。貴女がそうだよと言うように頷くと、やっと分かったのか
顔を真っ赤にしオドオドしながらキスをしてくれました。貴女がもう1度キス顔をしていると「ちゃんと言葉で伝えてや？俺、そういうの分からへんねん。」と良い声で言ってきます。これからは言葉で伝えるようにしましょう。

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「ん？A。ちゃんと言葉で伝えてくれへんと分からへんわぁ。何して欲しいん？」
ニヤニヤしながらそう言う彼。彼は少しサドスティックな所があるようです。貴女が顔を赤くしながらキスして？と言うと「ん。」と微笑みながら優しくキスしてくれます。最初は意地悪してくるものの優しくしてくれる、これのせいで貴女は彼の事を嫌いにはなれません。まぁそれも、彼の戦略のひとつなのでしょう。

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「へ？...何してはるんですか？」
キス顔をまず知らない彼。貴女がずっと待っていても彼は分からないまま。そんな彼に痺れを切らした貴女は彼にキスをします。急に貴女がキスしたものですから、彼は顔を真っ赤にしてあたふたしています。貴女がちゃんと分かってくれないからだよと言うと「ごめんなさい...でも俺そういうの分からへんので次からはちゃんと言葉で伝えて欲しいです」と少しムスッとした顔で言ってきます。次からはちゃんと言葉で伝えてみましょう。

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「んっ。ねぇねぇ次はこんな花育ててみたいよね〜」
今のキスを無かったことにするように違う話を始める彼。一見平然としているように見えますが、よく見ると頬が少し赤くなっていることに気が付きます。貴女が照れてるの？とにやにやしながら言うといよりももっと顔を赤くして「...うるせーよ」と言いました。今はマスクをしていないので彼の顔は丸見えです。貴女が可愛いとからかっても小さな声でうるさいと言い続けるだけ。ちゃんと謝っておきましょう。しばらく口を聞かれなくなるかもですよ。

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「先輩？キスして欲しいならちゃんと言ってくださいよ。」
貴女が彼にいつも素直でないことをいい事にここで言わせようとしてきます。でもいつもされっぱなしは嫌だと思った貴女は顔を赤くしながらキスして欲しいと言うと「今日はやけに素直っすね。いいですよしてあげます」と言うキスをしてくれます。たまには素直になってみるのもいいものですね。


続きます。

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