352) チャンミンに遊ばれる2(You side) ページ2
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A「わっ！！凄い！これ一晩で作ったの？？」
チャンミン「20時間くらいです。」
A「ってことは昨日帰ってからずっと？？」
大きなテーブルの上に、これまた大きなブロックの塊。
A「凄い…これ、船なの？」
チャンミン「どう見たって宇宙船でしょ？STAR ○ARSでしょ？知らないの？ はぁ…信じられない！」
A「知ってるよ！STAR ○ARSくらい！中学の時に映画見たもん！」
チャンミン「はぁ…聞いた俺がバカだった…腹減った…」
A「ご飯も食べないで作ってたの？」
チャンミン「集中してるとお腹も減らないんです。あ、冷蔵庫にコーン茶あります。勝手に飲んでください。」
チャンミンは買ってきたコンビニの袋から、おにぎりやらお弁当やら広げて置いた。
チャンミン「はぁ…ヌナのお母さんの料理が食べたい…」
A「相当気に入ったんだねー(笑)お母さんの朝ごはん。」
チャンミン「あれより美味い日本食は食べたことが無いです。卵焼きも味噌汁も、鮭の焼いたのだって絶品でした！」
A「魚は焼いただけじゃん(笑)」
チャンミン「火加減が絶妙なんですよ！ああ、食べたい！ヌナのお母さんの料理が食べたい！！」
拳を握って力説するチャンミンをお母さんに見せてあげたいなぁ(笑)
A「お母さんの卵焼きはみりんが無いと同じ味にはならないかもしれないけど、味噌汁なら作れるよ。こないだ味噌とお出汁買ってきたでしょ？」
チャンミン「そうだ！ヌナ作って！早く！」
私の手を引いてキッチンに連れていくと、扉から鍋を取り出し水を入れてコンロにかけた。
A「そんなに食べたいの(笑)？」
チャンミン「豆腐とネギ…ワカメもあるな」
冷蔵庫に半分顔を突っ込んで、材料を物色してるチャンミンが可愛くなってきた。
しかし、いつも冷蔵庫にちゃんと食材が入ってるなんて、私より女子力高いじゃん…
A「仕方がない！ではヌナがスペシャルなお味噌汁を作ってあげるね！」
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作者名：mari
| 作成日時：2020年3月8日 14時
