190)凍った空間<You side> ページ40
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お手伝いをしてくれる事になった西村さんのチームには、昔、私が韓国行きが決まった時にあからさまに嫌がらせをしてきたユリちゃんもいたけれど、今はそんな事を気にしている余裕はない。
綺麗な服を着てばっちりメイクをして顔を赤らめているけれど、ジェジュンにシウォンさんにチャンミン、これだけかっこいい人達が揃えば当然の反応なんだろうな。
ジェジュンもまんざらではなさそうな感じだし。
順番に自己紹介をして、残るはシウォンさんとジェジュンになった時にジェジュンが先に立ち上がった。
ジェジュン「はじめましての皆さんのほうが多いかと思います。キム・ジェジュンです。この度はタイトなスケジュールになってしまい本当に申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。」
綺麗な日本語とふわりと笑うジェジュンに、ユリちゃんも、他のスタッフの女の子たちもふわぁと顔がほころぶ。
芸能人ジェジュンの顔だ。
チャンミン「では、チェ・シウォンさんお願いします。」
チャンミンが韓国語で話しかけると
シウォン「皆さん。こんにちは、チェ・シウォンです。」
シウォンさんはとても流暢な英語で挨拶を始めて、皆を驚かせる。
シウォン「○○$◇&+□◇○$§*&〇※＃？∞××$◇&+□◇○$§*&〇※＃？∞××。」
英語がよくわからない私は、にこやかに話をするシウォンさんの話をうんうん頷いて聞いていたけど、
隣にいるチャンミンの表情が次第に曇っていく。
気がつけば、その場にいた私以外の全員の表情が固まっていた。
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191)一触即発<CM side>→←189)顔合わせ<You side>
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作者名：mari
| 作成日時：2018年4月19日 23時
