第2話 ページ3
目が覚めたら
周りは木々が生い茂る深い森でした
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『……ここどこですか…?』
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目を開いたら木々から溢れる木漏れ日と青い空
仰向けで倒れているAの周りには大きな木々が生い茂り、人の声などは全く聞こえない
私は電車に轢かれて死んだはずなのですが…
ここはどこです?
考えてもこのような森は自分の記憶にはなく、考えるだけ無駄だった
とにかく自分が今いる場所の確認をしなければならない
『(とりあえずここに居てもしょうがないですね、移動したら人や街があるかもです)』
そう思い、周りを調べようと身体を起こそうとしたとき
自分の身体の変化に気づいた
『(ん?やたらと視界が低いですね…それに上手く立ち上がれないです)』
自分の体が地面に近く、歩くどころか立ち上がることもできない
Aは四つん這いの状態で近にあった小さな湖までゆっくり移動し、水面に写った自分の姿に驚いた
『っ!(これは…これが本当に私の姿ですか…?)』
そこに写っていた姿は真っ白な小さな小狐だった
『これは夢なのでしょうか…いや、それよりも私は死んだはずですよね』
《解。ユニークスキル「狐之女王」により狐へと変化しています。また、人型に擬態は可能ですが現在は魔素が足りておらず擬態は不可能です》
『ユニーク?スキル?それにこの声は…死ぬときに聞いた声と同じ』
《解。ユニークスキル「大賢者」の効果です。能力が定着した為、反応を速やかに行うことができます。》
『大賢者…スキルって言うのは能力の事ですか?私には「大賢者」と「狐之女王」の能力があるって事ですか?」
《その通りです。他にも「痛覚無効」、「熱変動耐性」、「衝撃耐性」、ユニークスキル「捕食者」があります。》
『捕食者?それはなんですか?」
《解。捕食して対象物を取り込み解析、その対象物のスキルを習得できます。解析が完了したら擬態化も可能です》
今までに陥ったことのない状況と能力に目眩を起こしかけながらも状況を把握していった。
その後、「大賢者」によりこの世界のことについて多くのことを学んだ。
この世界にはスライムやゴブリンなどの魔物がいる世界ということ、スキルや魔法を使えること
その為に魔素と言われる魔物にとって生命の元になる物質が必要となこと
そして自分のもう一つのユニークスキル「狐之女王」のこと
この世界で生きたいくための知識を大賢者は教えてくれた。
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はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……! (2021年11月26日 11時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ(プロフ) - 設定も内容もとても好きです!続きが気になって仕方ありません!! (2021年5月3日 23時) (レス) id: a20ef2728f (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;`Д´)これからも応援してます(^○^) (2021年2月5日 12時) (レス) id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ericia | 作成日時:2020年4月15日 20時