54(坂田side) ページ18
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そろそろ周りの視線が痛くなってきた。
ヒソヒソ声も聞こえてくるし。
「A、一旦僕から離れて、うらさん達がいる所に戻ろう？な？」
そう言って、僕はAの両肩を軽く押した。
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「！！」
だが、Aは強い力で僕の胸元を握り締めている為、簡単には離れてくれなかった。
「(参ったな〜...)」
僕は後ろ髪を一回掻き、子供をあやすような口調で言った。
「うらさん達が待っとるやろうし、何よりAの家族も待たせとるんやろ？なら、早よ戻った方がええ」
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『.....な....い...たく...い』
「......？何や....？」
僕は蚊でも鳴いたようなその声に耳をすました。
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『.....こんな弱い自分の姿を....あの人達に見せたくない....っ』
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「.......！！」
何や......それ......
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そんなの......
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「自分勝手過ぎひん？」
冷たい声でぴしゃりと言い放ち、いつの間にか俺は、
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Aを.....叩いていた。
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朔平、【キミを失って】と云うボカロ曲を宣伝する。
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椿 - 話の途中途中に出てくる作者の呟きに爆笑してしまいますw 坂田さんと同じくらい場の空気を壊していきますねw 面白いです (2019年5月8日 22時) (
レス) id: d718df07c2 (このIDを非表示/違反報告)
なみ?(プロフ) - 華麗にフラグ回収！（69）（初コメがこんなのですいません） (2019年4月18日 7時) (レス) id: 5e2762a910 (このIDを非表示/違反報告)
朔平 - さき子さん» ヒロアカ良いっすよね〜(自己解釈)← (2019年2月10日 23時) (レス) id: 317b863832 (このIDを非表示/違反報告)
朔平 - ゆた@ラさん» 俺の場合、貴方と同じ馴れ馴れしい言葉をその人に掛けて良いのか分からなくて結局掛けずにそ〜っと見守ってたりしてます。でも作品を執筆する立場に立った今、少なくとも作者さんは応援されて嬉しいと思います。俺も実際嬉しいです。応援感謝致します！ (2019年2月10日 23時) (レス) id: 317b863832 (このIDを非表示/違反報告)
さき子(プロフ) - はうっ！ヒロアカｧｯ (2018年9月18日 23時) (レス) id: c3e28606dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔平 | 作成日時：2018年8月18日 14時
