殺すって言わない ページ5
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五条に連れられ、天条の原宿観光は２時間ほどでお開きとなった。
『恵〜...ぃい！？誰！？』
｢虎杖 悠仁、Aの同級生だよ」
耳元で五条が呟く。
『おぉ？』
「俺、虎杖悠仁」
「仙台から！」
ピンクの髪色にパーカーの付いた制服を見て、天条は身の危険を察知する。
『て、天条Aです、よろしく』
｢ごめんね悠仁〜人見知りなとこあってね」
「ふーん、てか、何？こいつ」
『え』
「先生に似てんな、息子とか？」
虎杖の純粋な瞳が天条の胸を刺す。
｢wwww悠仁、ww死ぬ！ww」
「虎杖、お前と同い年だ」
固まっている天条と笑い崩れている五条を見て伏黒が誤解を解く。
「えぇ！？中学生くらいかと...」
『ぶっ倒す』
｢殺すって言わない辺りAらしいよwww」
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数分後、
「え、A東京詳しく無いの！？生まれも育ちも東京なのに！？」
『うん』
「なんでぇ？」
楽しそうに話す天条を眺め、二人は雑談を交わす。
｢すーぐ仲良くなったね、悠仁のコミュ力すごいや」
「Aが心を開くまで俺でさえ半年はかかりました」
｢僕は二年くらいねー」
天条がてくてくと駆けてくる。
『先生〜！悠仁のメガネ変だよね！』
五条がフッと微笑みながら返す。
｢まぁね〜」
『ほら！恵は！？』
「クソダサい」
「はぁ！？」
『はい、悠仁がおかしい〜！ファッションセンス皆無〜！」
「ラブアンドピースTシャツ着てる奴の方が100倍ダセェ〜！」
『あ！？言ったな！？』
『仕方ない、決着着けるぞ！』
「ぜってー勝つ」
『「せーの！』」
「あっち向いてほい！」
『ぐわーっ！！』
「おつー！！」
『やっぱ指スマにしよう！』
「この俺とやるんだな！？」
二人の勝負は長くなりそうだった。
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とうしろ - 瑞樹さん» 作品見ました！すごい人だったんですね！？応援ありがとうございます！ (2023年2月15日 0時) (
レス) id: 4c18818674 (このIDを非表示/違反報告)
とうしろ - ランさん» コメントしてくれるのめっちゃうれしいです！ありがとうございます！ (2023年2月15日 0時) (レス) id: 4c18818674 (このIDを非表示/違反報告)
とうしろ - そこら辺に生えてる腐キノコ（）さん» こちらこそぉ！面白いって言ってもらえてうれしいです！ありがとござます！ (2023年2月15日 0時) (レス) id: 4c18818674 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - 最高です。こういうギャップ萌えの子が良いですね(？) 夢主くんとても可愛いです← 応援しています。 (2023年1月29日 11時) (レス) id: c8057eaae3 (このIDを非表示/違反報告)
ラン - 面白かったです (2022年6月6日 20時) (レス) @page14 id: 42c75897ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とうしろ | 作成日時：2021年9月18日 20時
