二人の白髪 ページ3
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『......任務とは何でしょうかなセンセー』
別室で話すのは、
ふわふわと柔らかく白髪を揺らす少年 天条Aと
「Aの任務とは〜っ！！」
こちらはぴんぴんはねた白髪を持つ、天条の担任である五条悟だ。
「国立雄英高校、ヒーロー科の護衛任務でぇ〜すっ！！」
『ガチかよぉ！良くあるやt、んむ...』
「だめ。メタ発言だめ。絶対。」
バンと長机を叩くと声を荒げるが、
『え、ねぇ何で僕なの！？いいじゃん恵で！ねぇ何で！？』
少し高めの声と、赤くなった手をさする動作、
そのせいで迫力も激減だ。
「だ〜って高専でヒーローとか嫌いじゃないのAだけじゃん？僕もヒーロー嫌いだしぃ〜」
『僕も！ヒーロー好きじゃないよ！』
「雨月は苦手なだけでしょ！ほら、人見知りなだけ」
天条の必死な説明も、五条の声で虚しく論破され、ヤケになったのか、
『拒否権はぁぁああ！？』
五条「Nai☆」
『ガアァッデム！！！！』
_______________________________
いじいじ。
「何してんスかこいつ、人の部屋で」
いじいじいじいじ。
五条「なんか任務が嫌すぎていじけてる、二時間前くらいから」
いじいじいじいじいじいじ。
「...................」
いじいじいじいじいじいじ。
「....................」
いじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじ。ぼおっ！
「うわっ！やめろよ！燃えてんじゃねえか！！」
「やっば、ちょっ雨月〜！？」
『嫌だぁ〜っ！！！行きたくなぁい！！！』
「そんなに！？」
_______________________________
「人のベットシーツに何してくれんだよ」
「僕人差し指の摩擦だけで布燃やせる人初めて見た｣
｢そもそもやる人いませんよ｣
｢うん、だよね！｣
...................
沈黙が流れ始めた時、小さな声が響いた。
『...明日休みにしてください、』
｢え？｣
『そしたら、』
｢そしたら？｣
『行きますよ、ヒーロー育成高校...』
｢マジ？｣
｢珍しいな...｣
『...任務だもん。しょうがないんだー高専生なんだもん...』
｢よーし！じゃあ、特別にAは明日休みです！！｣
『やったあ！！』
｢ポジティブってすげぇ｣
.
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とうしろ - 瑞樹さん» 作品見ました！すごい人だったんですね！？応援ありがとうございます！ (2023年2月15日 0時) (
レス) id: 4c18818674 (このIDを非表示/違反報告)
とうしろ - ランさん» コメントしてくれるのめっちゃうれしいです！ありがとうございます！ (2023年2月15日 0時) (レス) id: 4c18818674 (このIDを非表示/違反報告)
とうしろ - そこら辺に生えてる腐キノコ（）さん» こちらこそぉ！面白いって言ってもらえてうれしいです！ありがとござます！ (2023年2月15日 0時) (レス) id: 4c18818674 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - 最高です。こういうギャップ萌えの子が良いですね(？) 夢主くんとても可愛いです← 応援しています。 (2023年1月29日 11時) (レス) id: c8057eaae3 (このIDを非表示/違反報告)
ラン - 面白かったです (2022年6月6日 20時) (レス) @page14 id: 42c75897ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とうしろ | 作成日時：2021年9月18日 20時
