35. 嫉妬 ページ35
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派閥よりもなによりも、もっと面倒なことがある。
それは、女の子たちの嫉妬。
色恋沙汰にせよ、そうでないにせよ、
社内での女子間の嫉妬は、派閥争いなんてちっぽけなものに見えるほど恐ろしい。
前の職場は男性の方が多くて、そういう問題がなかったから、
「すっかり忘れてたわー･･･」
思わずそうヒトリゴトを言うと、
「なにを？」
突然、櫻井部長にツッコまれた。
めずらしくこんな時間に席にいることにも驚いたけれど、
なによりもこのヒトリゴトの理由なんて言えるはずもなくて、
「あー･･･玄関の電気をつけてくるのを、忘れました。」
そう言ってごまかすと、
「ふーん」
って、部長は大して興味もなさそうに言った。
そもそも、嫉妬の対象になる理由なんて、なにもない。
確かに、社内では松本さんが一番癒し系でいいって言ったけど･･･
私、彼氏いるし。
もちろん、松本さんのことを恋愛対象として見てるわけじゃ、ないし！
そんなことを考えてたら、だんだんバカらしくなってきて、
ため息をつくと、マグカップを持って席を立った。
朝の他にも日課があって、ランチの後はカプチーノを飲む。
そのカプチーノを淹れにリフレッシュエリア･･･って言っても、
情報システム部の席からは歩いて数歩なんだけど･･･
リフレッシュエリアでカプチーノを抽出していると、
総務かな？企画かな？ちょっとハッキリしないけど、
いつもきれいな格好できれいなお化粧をした女子力満載の女の子が声をかけてきた。
「もう、慣れました？」
そう聞かれて、頭の中で名前と顔をマッチングさせていく。
だめだ･･･わからん。
名前を思い出すことを諦めた私が、
「あ、はい。大分･･･」
微笑んでそう言うと、
「ふふ。よかったですね♪」
って言った後、にっこり笑ったまま、
「松本部長のこと狙ってる子多いんで･･･気をつけてくださいね♪」
ストレートにそう言った。
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ゆん*(プロフ) - しょうこさん» 翔くんが部長だったら、1時間早く出社して、1時間と言わず何時間でも残業したいです（笑）楽しんでいただけているようで嬉しいです。ありがとうございます！さて、2章からちょいちょいかまってきますので、お楽しみに〜♪ (2014年2月14日 21時) (
レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ(プロフ) - ゆんさん、また翔さんのお話書いてくれてありがとうございますm(__)m やっぱり、ゆんさんのお話楽しいです(>_<) 翔さんとのラブラブも楽しみにしてます(^o^) 翔さんにお疲れ様って言われたい!! (2014年2月14日 13時) (レス) id: a3f7ff901d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アキさん» Jがゆっくりと、確実にグイグイ来ますよ〜！本当に、嵐さんは5人とも信じられないかっこよさですよね♪あんな人が会社にいたら、仕事になりませーん(>_<) (2014年2月13日 19時) (レス) id: 74b136e570 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - いやーん、何処に？潤君はいつでもどこでもモテます。いやいや、嵐みんなか、、、 (2014年2月13日 8時) (レス) id: ed9bf767fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年2月11日 15時
