21. やべ･･･ ページ21
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別に、本屋さんに来たかったわけではない。
でも、することもない状態で、
みんながまだ仕事をしているという環境に身を置いているのが
なんとなく申し訳なくて、言い訳を作って会社を後にした。
そんなわけだから、特に読みたい本があったわけでもなく(笑)
ぶらぶらとしながら時間をつぶした私は、
「そろそろかな･･･」
携帯の時計に目をやり、お店に向かった。
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歓迎会のために予約をしてくれたお店は、
昨日、マネージャーが“期待しててくださいね”って言ったとおり、
ものすごく雰囲気のいいお店で･･･
「は･･･入りずらいんですけど･･･」
その重そうなドアを開けるのを躊躇した私は、
もう一度携帯の時計に目をやると、
「もうすぐみんなも来るだろうから･･･ここで待ってよっと。」
お店の外でみんなを待つことにした。
みんなを待ちながら、前の会社のことや、彼氏のことを考えていた。
彼とは社内恋愛だった。
たまたま海外支店から研修で来ていた年下の彼と付き合い始めたものの、
なんとなく周囲には知られたくなくて、ひたすら内緒にしていた。
だから、1年間の研修を終えて彼が自分の国に帰ってしまうと、
私と彼の付き合っていたという形跡は、なーんにもなくなってしまい、
唯一私と彼が付き合っているという事実を知っているのは、ルカだけだった。
彼と遠距離恋愛になってからは、最初の頃こそ、毎日のようにスカイプでやり取りをしていたけれど、
時差とか、仕事での時間のずれが積み重なって、
今では週に一度･･･スカイプで話をしたらいいほうかな･･･っていう程度。
もうそろそろ潮時なのかもな･･･
そんなことを考えたら、目頭が熱くなったから、
『こんなところで泣いちゃだめ･･･』
そう思ってうつむいて瞬きをしていたら、誰かが私の頭にポンって手を置いた。
「こんなとこにいたら寒いだろ？中で待ってりゃ良かったのに･･･」
そう言われて顔を上げると、
“やべ･･･”って顔で、その手をどかした櫻井部長と目が合った。
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ゆん*(プロフ) - しょうこさん» 翔くんが部長だったら、1時間早く出社して、1時間と言わず何時間でも残業したいです（笑）楽しんでいただけているようで嬉しいです。ありがとうございます！さて、2章からちょいちょいかまってきますので、お楽しみに〜♪ (2014年2月14日 21時) (
レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ(プロフ) - ゆんさん、また翔さんのお話書いてくれてありがとうございますm(__)m やっぱり、ゆんさんのお話楽しいです(>_<) 翔さんとのラブラブも楽しみにしてます(^o^) 翔さんにお疲れ様って言われたい!! (2014年2月14日 13時) (レス) id: a3f7ff901d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アキさん» Jがゆっくりと、確実にグイグイ来ますよ〜！本当に、嵐さんは5人とも信じられないかっこよさですよね♪あんな人が会社にいたら、仕事になりませーん(>_<) (2014年2月13日 19時) (レス) id: 74b136e570 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - いやーん、何処に？潤君はいつでもどこでもモテます。いやいや、嵐みんなか、、、 (2014年2月13日 8時) (レス) id: ed9bf767fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年2月11日 15時
