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それからバタバタと4月の終わりになった。
部活の入部届を出したりテスト返却があったり。
やっと落ち着いて高校生活が始まった感じ。
そんな今日岩本先生から衝撃の一言。
岩「色々落ち着いたし今日席替えするぞー。」
ということはかなちゃんと離れる？！
せっかく前後なのに？！
遠「Aちゃんと離れるのやだー！」
「私もやだよー！」
一部の人以外皆喜んでいて気分が沈む。
岩本先生は既に黒板に席を書いていて決定事項の席替えに溜め息が出た。
岩「前がいいやつ手あげろー。」
私と合わせて3人手を上げる。
前の列だけのクジを渡され1枚手に取る。
開くと2番だった。
クジを引いてから岩本先生が数字を後から書くやり方で今の段階ではまだどこの席なのか分からなかった。
岩「じゃあ次、他のやつ引きに来いよ。」
皆それぞれ引いて黒板を凝視する。
岩本先生がチョークを持って数字を書き始める。
私は2番だったからすぐ場所が分かったが、まさかの今の席の隣の席に移動しただけだった。
遠「Aちゃんどこだった？！あ！斜めだけど近いよ！」
かなちゃんは私の斜め右後ろで離れてなくてほっとした。
2人で喜んでいると岩本先生が移動しろー。と声を掛けた。
横に移動するだけだからすごく楽。
窓側は景色見れるし暖かくて居心地良かったから離れるのが残念だ。
隣誰だろうとぼーっとしながら座っていると隣からガタガタと机を置く音がして目線を向ける。
「あ…。」
目「あれ、隣うさぎ？」
まさかの目黒くんが隣。
びっくりして固まっていると目黒くんが椅子に座って話しかけてきた。
目「1番前とか嫌だったけど、うさぎが隣なら楽しそう。」
頬杖をついてよろしくと微笑んだ。
窓からの光で余計笑顔が輝いて見えて、私はこの席でやっていけるのか不安になった。
この綺麗な顔を毎日近くで見ることになるのか…。
「…こちらこそよろしく。そこの席暖かくて気持ちいいよ。」
目「絶対寝るじゃん。うさぎ起こしてね。」
「えー、頑張って笑 」
目黒くんと話していると後ろからガタガタ聞こえて、誰だろうと振り向く。
南「やっほ〜！宇佐美ちゃんよろ〜！」
「わ！南ちゃんだ！よろしくね。」
南「あ、遠藤ちゃんも横よろしく〜！」
遠「え、めちゃ嬉しい！あれ、鈴木ちゃんは？」
よく見ると廊下側の1番後ろに鈴木ちゃんは居た。
そして隣は向井くん。
2人と目が合って悲しそうに手を振るから苦笑しながら手を振り返した。
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カギしっぽ(プロフ) - 陽和さん» 陽和さんありがとうございます(^^)忙しく更新がなかなか出来ていないのですが少しずつ書いてはいますのでもうしばらくお待ちください！ (6月10日 1時) (
レス) id: 2eddb9ff5e (このIDを非表示/違反報告)
陽和(プロフ) - 初めまして！とても楽しく読ませて頂きました！！面白くて、一気に読み進めちゃいました！続きも楽しみに待ってます！！頑張ってください！応援しています(´ω｀*)！ (6月5日 22時) (レス) @page25 id: 344911ff21 (このIDを非表示/違反報告)
カギしっぽ(プロフ) - 大福さん» 大福さんありがとうございます！面白いと言って貰えて嬉しいです(^^)更新頑張ります！ (2022年10月1日 0時) (レス) id: 2eddb9ff5e (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めっちゃ面白いです！私、学校のお話とかあんまり好きじゃないんですけど、このお話は、自分と重なるところがあって面白いです！頑張ってください！！ (2022年9月30日 21時) (レス) @page3 id: 3af7ca601d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カギしっぽ | 作成日時：2022年9月26日 23時
