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『お兄ちゃんがいつも楽しそうだから参加してみたくて。勝手に入ってきたのはほんとごめんなさいなんですけど』
us「いいかA。キヨとレトルトはお前みたいな女が心底苦手なタイプだ。実況はマジで勘弁してくれ」
『………わかった。ごめんね』
Aはイヤホンを外し、ソファで体育座りをする。ソファでするもんじゃねぇから。
哀愁がすげぇ。
us「……………はぁあああ………レトルト、キヨ、ガッチさん。動画ボツでいいから、1回だけ遊んでやってくんねぇ…?」
gt「俺はいいけど…」
ky「その子ジェイソン出来んの?初心者に付き合える程俺優しくないけど」
us「A、ジェイソンやったことあんの?」
『お兄ちゃんが実況上げてるの見て買って1人でやってるから、操作は出来るしある程度力にはなれると思う』
us「出来るって」
rt「とりあえずやってみようよ。ダメだったら申し訳ないけど置いてったりしちゃうかもだけも」
us「それでいいよ。おいA、一緒に遊んでくれるってよ」
『ほんと?』
us「一旦お前も含めたグループ作るからちょっと待ってろ」
新しい通話グループを作り、Aも招待して参加してもらう。
us「声二重になりそうだな」
『そしたらごめん』
gt「とりあえず、ガッチマンです。ガッチさんって呼ばれてるからそう呼んで」
ky「キヨです」
rt「レトルトです」
『知ってます。Aです。わがままいってごめんなさい。よろしくお願いします』
軽く自己紹介をして、ジェイソンを始める。
『私がジェイソンを引き寄せるから、皆は安心してください』
『おいマジで来んな来んな来んな!!!!消え去れ!!!!』
『私の目の前からただちにgo to hell!!』
『これでジェイソンはもう来なi…なんでだよ!!!!!!!』
us「うるせぇ」
ky「うるさいけど活躍はしてくれてるんだよな」
rt「うるさいけどちゃんと仕事してくれてる」
gt「俺ジェイソンとまだ対峙してないんだけど」
『うるさいけど、って待ってたんですけど』
『楽しかった。ありがとう』
us「急に静かじゃん」
『皆さんうるさくてごめんなさい。お疲れ様でした、ありがとうございました』
俺らの言葉も聞かずに通話を抜け、グループからも退会し、ササッと隣の部屋に引きこもったA。
ky「なんか、思ったより面白い子だった」
rt「媚びない子でよかった、でも怖かった」
gt「これ俺動画にしてもいいと思うんだけど」
ky「えっ」
us「やめとけ」
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なちこ(プロフ) - 初めまして!ランキングから気になって一気に読ませていただきました!壁システム発動させるrtさんに思わず笑ってしまいました笑夢主ちゃんの過去も気になるし、続きが気になるお話で楽しく読ませていただきました!更新、楽しみにしております! (2021年8月6日 3時) (レス) id: b338af306c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおたん | 作成日時:2021年7月17日 16時