夢を見るから明日は来る。 ページ26
______雛森A
夢ノ咲史上初の女アイドル合格者に加えて入試成績は夢ノ咲史上2位
入って数週間で既に卒業までの学習過程をクリアし、ダンス、歌共に申し分ない。
学院の紅一点___あまりのマイナスがなささは完璧を通り越して恐怖を与えた
そして、誰かが言った
あれは、魔女だと。
｢瀬名泉くん｣
同じクラスの奇人...日々樹渉
よく“魔女”と共にしているのをよく見かける
あまり教室に顔を出さないし、言動があまりの奇人だから関わりたくないと思っていた
そんなやつが俺の席の前に立ちニコニコと俺を見下ろしていた
｢....何｣
｢おやおや冷たいですねぇ...☆同じクラスの同胞なのですから仲良くいたしましょう！｣
｢用がないなら話しかけないでよねぇ｣
何がしたいのか分からなくて面倒事になる前にしっしっ、とあしらうと腕を組んで悩む仕草をされた
｢ふむ....悲しいですねぇ青春いたしましょう！そんな貴方へお近づきの印に...｣
日々樹渉はポンっと手から青色の薔薇を出して俺に押し付けた
｢はぁ？いらないんだけどこんなもの、うわ、！！！｣
すると急に薔薇が爆発して当たりに紙吹雪と花びらが舞う
手で掻き分けて目を開くとさっきまで目の前にいたやつは跡形もなく姿を消していた
｢は、はぁあ！なんなのあいつ...！｣
ヒラヒラと一枚のメモが落ちてきた
『左ポケット 魔女の使い魔より.』
｢左....？｣
ジャケットの左ポケットを探ると昨日レッスン室に置いてきたタオルが入っていた
そのタオルは瀬名泉と自分の名前がかかれている
特にブランド物でもない安物のタオルだから一枚くらいなくしても大丈夫だと思っていたら綺麗に畳んで柔軟剤の香りに包まれて帰ってきた
｢魔女の、使い魔...？｣
.
.
.
相変わらず『チェス』のやつらは集まらない。
せっかく借りたレッスン室にいるのは俺一人だった。
｢どいつもこいつも...！はぁ、うざいんだけどぉ｣
そう文句をもらしても仕方がないから発生をして過去の既存曲の音取り、フリを付けながら歌う練習をしていた
いつの間にか夢中になっていて、時計に気が付かなかったら、トントンとドアが叩かれた
はっとして時計を見るとあっという間に時間が過ぎていて、急いでモップを掛けて音楽レコーダーを仕舞う
｢すみません、延滞しました...！｣
俺の目に鮮やかな紫が写った
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さくさくぱんだ(プロフ) - 更新を心待ちにしています！ (2022年4月9日 19時) (
レス) @page39 id: 27ed53f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
かみなき主(プロフ) - 何回も読み返してます！ いつか気が向いた時にでも良いのでぜひ続きを書いて欲しいです！ (2020年6月11日 16時) (レス) id: 8084408f37 (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - 面白いです!更新待ってます! (2019年12月31日 22時) (レス) id: 567a821487 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき姫2(プロフ) - ４話(？)を見て思ったんですけど、なんで奏汰が昔髪が長かったのを知ってたんですか？ (2019年4月3日 14時) (レス) id: 618aafe19a (このIDを非表示/違反報告)
フルール・ド・リスしんどい(プロフ) - 悠凪さん» そちらも見ていただいてありがとうございます...！！とても感激です！！！今日常生活でとても忙しくどちらも更新できない状況ですがこれからも頑張りたいと思います！コメントありがとうございます^^* (2017年12月10日 13時) (レス) id: d45fe086f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フルール・ド・リスしんどい | 作成日時：2017年11月14日 2時
