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雪の日 ページ5

「危ないっッ!!」




怒鳴るような叫び声、


―父さんと母さんの声だ。


それを聞いたコンマ一秒後、俺は何かに吹っ飛ばされた、


そして誰かに抱き留められる感覚。。




ひどいクラクションと連鎖するブレーキ音、叫び声、何かを車で引きずるような音、


そしてまた叫び声。




でも俺の知っている声が聞こえない。なにもかも場違いで、変な色をしていた。





多分それは、一面の







赤と、青で。

ゆめうつつ→←雪の日



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作者名:榎本 | 作成日時:2018年8月13日 23時

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