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*

ab

施術が始まってから2時間。

初めから終わりまで寝てた翔太は、

kj「寝坊助さん、はよ起き!」

康二に雑に叩き起されてる。

nb「やっぱ俺が見込んだだけあるわ、阿部ちゃんの素材。」

kj「じゃ、お会計はカットとカラーで1万2000円な?」

お財布から出そうと思っていれば、

nb「へーい、2万からで。」

翔太が先にお会計してて、、

ab「え、いいよ、自分で払うよ、、」

kj「しょっぴーはそう簡単に意思は曲げんから、ありがたく受け取っとき。奢ってくれるの珍しいんやで。笑」

nb「康二、一言余計。それに、これは俺がやりたくて勝手にやっただけだから。」



帰り道の車の中はケンカした訳でもないし、

元から仲が悪い訳でもないけどなぜか無言の空間が続く。

ab「あ、あの、、」

nb「なぁ、阿部ちゃんは自分のこと好きか?」

話題を作ろうとすると、

俺の声に被せて翔太が聞いてきた。

ab「へ、、?」

nb「いや、阿部ちゃん自分のこと嫌いなのかな。って。」

いつも服買う時とか遠慮気味だし、

自分より周りのこと気にしてるから。

nb「阿部ちゃん、そんなに自分らしくいるのって嫌なこと?」

ab「嫌、、世界で、、2番目くらいに。」

世界で一番嫌なものはって聞かれたら答えられないけど、

そんくらい自分らしくいるのが嫌、大嫌いだった。

nb「俺、口悪いし、馬鹿だからさ。阿部ちゃんに、上手く伝わんねぇかもしれねぇけど、、、」

nb「阿部ちゃんは阿部ちゃんらしく居れば良いんじゃねぇの?誰がなんて言おうと、自分の好きなようにしろ。自分の好きを潰してまで、他人に好かれようとする必要はない。」

ab「でも、みんなそうやって、、、!」

俺らしくいるのが気持ち悪いとか、

ダサいとかかっこよくないとか似合ってないとか。

中学校の時は学校で髪を切られたし、

先生なんて相手してくれなくて見捨てられたんだ。

nb「んなの知らねぇよ、そいつには分からなかっただけ。大丈夫、分かってくれるのが家に5人もいんじゃん。」

頭のなかに5人の顔が浮かび上がり、

俺を呼んでる大好きな声がする。

「阿部ちゃんは笑ってる方が何倍も可愛いよ!」

「泣きたい時は泣け、我慢するのも心に毒だ。」

どんな俺でも愛してくれる、、5人がいるんだ、、

nb「ちょ、男のくせに泣くなよ。笑

でも辛かったな、本当の自分を偽って生きてきて。

だから、今日からお前はお前らしく居ろ。」

その言葉に涙が止まらなくて、

助手席で声を殺しながら泣き続けた。

#誰かに笑われた夢を。→←*



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淘蒼toa(プロフ) - 不器用ながらも翔太くんなりの愛で溢れている渡辺翔太、、、たまらん。笑 お忙しいとは思いますが、投稿頑張ってください、応援してます! (7月3日 21時) (レス) @page9 id: 1316baeae3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのきたけ | 作成日時:2022年6月26日 19時

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