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俺は中学生になった。

誰もいないところに行きたくて、

県外の私立中学を受験をした。

親は仕事を新しく探して引越しまでしてくれて、

俺の人生の後押しをしてくれてた。

友達といえる人だって出来た。

いつも一緒にいてくれて、

部活も誘われて入部して楽しくやってた。

でも友達だと思ってたのは俺だけだったんだと思う。

俺の知らない友達のアカウント、

所詮裏垢とかいうやつ。

「Rくん、勝手に俺達のこと友達だと思ってるよ。笑」

「ほんとうざいよね、目障り。」

「学校来んなや、キモイんだって。笑」

「死 ねばいいのに。爆笑」

親がスクショを持って学校に報告しに行った。

先生は対応するって言ったのに、一向に良くならなくて。

「親に言うとかなくね?笑」

「うわぁ、ほんとありえないわ。」

「マジムカつく、さっさと死 ねよ。」

なんなら、余計酷くなった。

先生に再び言っても、それはただの遊びだって。

そんな生活が続いたある日、初めて過呼吸を起こした。

死ぬかと思った、あのまま死にたかった。

受験をして高校生にもなれば、

それまでみたいに人間関係には困らなかったと思う。

俺の進学したのは超難関大学進学を目標にしたコースで、

ガリ勉と言えるような人しか集まってなかった。

だからみんないじめとかそんなのには興味なくて、

そんなことしてる暇あったら参考書解いてる感じ。

休み時間だって中学までの騒がしさなんてなくて、

終わりのチャイムから始まりのチャイムまでの時間は、

少しでもライバルとの差を作る時間だった。

テストも1点の差で順位が大きく前後して、

いつも家でも通学路でも勉強ばっかしてた。

唯一の楽しみだった家族との会話も減って、

親と顔を合わせる時間だってめっきり減った。

それが余計俺の心をえぐっていたのかもしれない。

初めて、学年トップを落とした。

「阿部くん落ちたね。」

「前回よりかなり点数落としてる。」

「どうせ、俺たちのこと見下してたりしてたんだろ。」

生きてる意味を無くした気がした、

周りからの視線が痛かった、

心が真っ赤な血をドバドバと零す。

視線という、言葉という鋭利な矢が、

俺の心を次々と突き刺し血が溢れ出た。

「あいつ、まだ生きてたのかよ。」

「はやく存在が邪魔って気づかないかな!笑」

「この世界にお前の居場所なんてねぇんだよ。笑」

中学生の時の言葉がフラッシュバックする。

そして、それは止まることを知らない。

*→←#言葉の暴力、心に猛毒。



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淘蒼toa(プロフ) - 不器用ながらも翔太くんなりの愛で溢れている渡辺翔太、、、たまらん。笑 お忙しいとは思いますが、投稿頑張ってください、応援してます! (7月3日 21時) (レス) @page9 id: 1316baeae3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのきたけ | 作成日時:2022年6月26日 19時

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