【花より男子】花沢類の幼馴染(男主) (完) (ページ8)

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牧野said ③ ページ8

ひえーーーっ、どびっくり。

優「し…っしりあい⁉」

「な、なにってバイトです」

総「へーっ、バイト？勤労少女じゃん。
あ、あんたの場合勤労処女だっけ」

「へんなこと言わないでっ‼」
キイィィーーーッ

「自分で言い出したくせに」

優「う…っうそっ、もしかしてこの人達がF5!?」

きゃあ‼
「ゆ、優紀落ち着いてっ」
顔を真っ赤にして騒ぎ出す。

「あっ私つくしの中学の友人、松岡優紀でーーすっ。つくしがいつもお世話になってますぅ」

「ちょっとっ、へんな挨拶しないでよ‼」
誰が世話になってるんだ

類「……このお菓子。ちょうだいピンクの」

「えっ」

総「夜遊びに行くのに、そんなもん持ってってどーすんだよっ」

「類、甘いもん一切ダメだろーが」

類「うん、食えないけどなんか可愛いから」

「こいつってホント変な奴なんだよ。道端に落ちてるただの石コロに執着したり」

類「Aっいーよ‼いくら？」

「……237円です」
うわあ…照れてる

類「はい、Aにあげる」

「はっ⁉なに、自分のために買ったんじゃないの？」

類「うん、Aみたいだったから。甘いの好きでしょ」

へぇ…。Aさん甘いの好きなんだ。
なんか意外かも。

Aさんはさっき、可愛いって言ってなかったか？と複雑そうな顔をしつつ嬉しそうに受け取った。

すると、はっとしたようにAさんがじっと、あたしを見た。

スタスタ長い足で歩いて来て…
グイッと引っ張られた。

⁉
「なっ「あんな、ダンパ来ない方がいいよ。
…警告はしたからな」

類「ちょっ、なにやってんのAッ」

花沢類が珍しく焦ったようにAさんを引き寄せた。