【花より男子】花沢類の幼馴染(男主) (完)

どうしたの ページ31

「え？なになに、どーしたの？」


びっくりよ


類「け、怪我は⁉、な、にしてんのっ⁉殴られ、たのっ⁉」


「ちょ、、ちょっと、類！
息を整えてから喋ろよ！」


何言ってんのか全然わからん。


ハァ…
類「総二郎と、あきらがキレた司をなだめに行ったって言うから…。
ただ事じゃないと思って、来てみたら壁凹んでるし、Aは崩れ落ちてるしっ」


「大丈夫だよ。
司も俺も。俺はちょっと気圧されて腰がぬけちゃったけど」


類「無理するからそーなるんだ」


よいしょと、当たり前のように姫抱きする類。


「なんでだよ、重いだろ。下ろせよ」


類「立てないんだからいーじゃん」


「よくないからね。俺の中の何かが失われてく気がする」


類「Aが無茶したのがいけない」


「無茶なんかしてないんだけど…」


周りの奴らにジロジロ見られて気まずいんだけど。


総「なになに、類。お持ち帰りですか？」


美「ひゅーーっ、お熱いねー」


総「きっとこれから『類、あの、助けてくれてあり、ありがとう…』」


美『なにいってんだよ。お前の危機にすぐ駆けつけるに決まってるだろ？』


総『そんなっ…、類…』



「まじ、黙れよお前ら」


なんて、後から来た総二郎とあきらが冷やかしてくるしまつで。


俺、そんな目をキラキラしたキャラじゃないからね。


類「じゃあ、お持ち帰りで」


「る、類っ⁉」


なんて類まで似合わない冗談を言うしまつで。



「「きゃーーーっ！」」



「ちょっ、待て、類⁉」

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