【花より男子】花沢類の幼馴染(男主) (完) (ページ29)

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触るなページ29

総「ありゃ…」

「私達、花沢さんが牧野さんにしつこく追いかけ回されてるのを見かねて忠告してあげたんです。

花沢さんには静先輩がいるのよって、そしたら彼女

真っ青になって泣いちゃったんですよ。

花沢さんがダメなら道明寺さんなんてそんなの許せないじゃないですか…ね？」

ダメだ。今の司に触っちゃ

司「俺に…

触るんじゃねぇっ‼」
バシィっ

「「「百合子っ‼」」」

「百合子‼大丈夫⁉」

総「司～、女、殴るなよ」

司「俺は…こんなにコケにされたのは生まれて初めてだ」

司の目が…。
それに気づかない総二郎とあきらがいつもの調子で話しかける。

美「マジかよ～、いーじゃんか。
あんなボンビー」

総「だいたい類は静に首ったけなんだし。眼中にねーよ。あの程度の女

それとも、なにかよ、おまえ牧野のことマジなわけ？ほら行こーぜ大学のカフェに」

司「ざけんなよ。西門、俺を怒らせたいのかよ」

総「ああ？」

司「肩の手どけな

どけろって言ってんだろ」

総「……」

バッと総二郎が肩においていた手をどけると、スタスタとどこかへ向かう司。

総「……見たかよ、あの目。
あーいう目をする時、司はやべーよ」

「何言ってんだ。
おまえらだって十分煽ってたろ」

総「だって…A「それに、…それに、司はマジだよ。牧野に首ったけ。

そんなことに気づかないお前らもまだまだだな」

美「…っどこ行くんだよ！」

「司んとこ。今の司を1人にしたらやべーだろ」

総「…あの目はあの時と同じ目だぜ。

3年ぐらい前、立ち向かってきた同級生の男殴って内臓破裂させた時と…年少送りになるとこを親父が揉み消したけど」

美「ああ、人ひとり殺しかけないな」