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叶わぬ恋 ページ25

たく、最悪な日だったな。


…てか、どこもかしこも
「やだあーっこんな所でぇ」
「いいじゃんっ」


お前ら、盛りすぎだろっ⁉


仮にも、司のクルーザーだぞ⁉
もう少し遠慮というものも…。
ま、あきらと総二郎もどうせ今頃。


「きゃーっ、Aさんじゃないですかー!
今夜どうですかぁ?」


「あー、ごめんね。先約がいるんだ」


ま、いないけど。
腕に絡みついてくる女をやんわりと解く。
そのまま俺たちの部屋に向かう。


あれ?
あれって、牧野じゃね?


「おーい、まき「だって好きなんでしょ彼女のこと」


あれは…、静と類?
中に入ればいいのに。


静「ちょっと…妬けたわ。
もう私1人の類じゃないのね」


類「だったら、静はどうだっていうわけ?」


静「どうってお似合いだと思うわよ」


類「あはははははは」


静「類⁉どうしてわらうのよ⁉」


これ以上、これ以上ここにいてはいけない。
そう思うのに。


類「思ってもないこと言うなよ。
汚えんだよ。
愛想ふりまいて誰にでもいい顔して、優しいお嬢様然として要領よくこなしてる。

あんたの気まぐれで傷ついた人間がいても後始末はねーんだよ」


静「る…類、私、そんなつもり「いいかげんに俺を弄ぶのはやめてくれ

俺が牧野つくしを好きだって?冗談だろ、俺が抱きたいと思ってるのは」


静「類⁉」



ドサッ、バタンッ




こんなの見たくなかった。
ほんの数時間前の出来事だって、少し、ほんの少しだけ類が嫉妬してくれたのかと思った。
嬉しかったんだ。
それなのに、こんな、ことって


牧野が俺の前で崩れ落ちる


「…牧野」


ばっ!と振り返ったその顔は涙であふれていた。


「…今なら、俺の胸貸してやってもいいよ」


「っ、Aさ…んっ‼」


彼女は俺の胸の中で泣き崩れた。
なんてね、俺の胸を貸してあげるなんて。
俺が誰かに触れていたかっただけなんだ。


ああ、この気持ちは気づいてはいけないのと思う。
頭の中に警報が鳴っていた。


「す、すみません。Aさん」


「んー、別に気にしないでいいよ」


さっきから、汚してしまった!と俺のシャツを拭きまくる牧野。


気にしないでいいって言ってるのに。


「あ、あの、Aさんも辛いんですか?」


「え?…あー、わかっちゃった?」


「はい。…なんか辛そうな顔してるから」


ほんと、女ってこういう時に鋭いから嫌になる。


叶わぬ恋をしてしまった。
そう思ったんだ。

類の想い→←上書きしてよ



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アリス(プロフ) - ありがとうございます。 (2018年4月26日 10時) (レス) id: e6bf6e1bae (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - アリスさん» @TvxqforLoveになります。お願いします(*´-`) (2018年4月26日 10時) (レス) id: d8668a7442 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - はい。是非よろしくお願いします。 (2018年4月26日 9時) (レス) id: e6bf6e1bae (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - アリスさん» やってます! 専用垢を作りましたので、そちらに送ってもらえればと思います。 ここに貼ればいいのでしょうか?_φ(・_・ (2018年4月26日 8時) (レス) id: d8668a7442 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - Twitterってやってますか? (2018年4月26日 8時) (レス) id: e6bf6e1bae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠人 | 作成日時:2017年10月16日 1時

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