【花より男子】花沢類の幼馴染 8 (男主)

牧野ん家 ページ18

「なにしてんの……？」


牧「あのっ！最近、ゴ、ゴミ捨て場がなってないのよ！みんなてきとーに捨てて」


類「……これイス？持って帰んの？手伝おうか？」


牧「そう…、ち、違う！！集配の人のためにまとめてっ」


類「イス欲しいの？」


通せんぼしながら押してくる牧野を押し戻す。
……類は完全に善意でやってるからな。


牧「ち、違うってッ」


「違うんだってよ類。
てか、ちょうど良かったわ牧野、俺ら道迷ってたんだわ。どこ？牧野ん家」


牧「……え？あたしの家？なんで？」


「あれ？知らないの？」


類「総二郎とあきらが牧野んち遊びにいくから来いって」


牧「へ…？よんでないっっ！！」


そんなとこだとは思ってたけど…。
ブツブツ言いながらも、案内してくれる牧野は偉いよな。


美「おー、やっと来たぜ」


総「おっせーよ。てめー」


声のした方には、ボロアパートの横で座り込んでるあきらと総二郎がいた。


案外近かったのか。
あ、ここが牧野んちなのね。


「呼ばれてんのかと思ったら…。お前らなぁ？」


総「まー、まー！面白そうだからいーじゃん」


「たしかに」


牧「Aさんまで同意しないでよ！！」


いざ牧野の家に入ってみると
「「「「俺の家の風呂の大きさ」」」」


牧「ほっといてよっ！声そろえるなっ」


「もう！失礼しちゃうわ」と俺たちはすぐに追い出された。
どうやら男４人も入るとなると、床がぬけるらしい。…どんだけボロいんだよ。

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