・ ページ2
夜の東京を約3時間
タクシーのおっちゃんを捕まえて
道を聞いたりして歩き回り
やっとのことで高専にたどりついた
『どうやって中、入ろうかなぁ』
デカい門があるだけで
インターホンがない
監視カメラに向かって手を振ってみるが
あまり効果は無さそうだ
(もういいや、乗り越えよ)
と門に手をかけた時
後ろから車が1台来る
『おぉ〜』
ラッキーなんて思いながら車に近づくと
車もピタリと止まる
外から中が見えないので
コンコンと窓を叩くと勢いよく扉が開く
「お前ッ!!!」
『お、おぉ〜 変わってないねぇヤガセン
あぁ!ヒョロヒョロ伊地知じゃん!』
車から出てきたのは
あの時と変わらない強面のヤガセンと
骨みたいな伊地知だった
「変わってないのはお前だろう!!!!
い、今・・・今まで何やって・・・
なんだその恰好は!!!」
『うるせぇ〜』
顔を真っ赤にして
私の肩を揺らすヤガセンに対し伊地知は
私を見ながら泣いている
「い、生きて・・・生きてたんですね
もう、私はてっきり・・」
なんてカオスな状態なんだ
『色々あってさ
話したいこと山ほどあるんだよ
中入ろうぜ』
「あ、あぁ そうだな」
ヤガセンは落ち着きを取り戻し
クイッとサングラスを上げる
高専の中に入ると
あの時となんにも変わっていない
『いや、変わらないねぇ』
「・・・・はぁ」
ヤガセンのため息を聞くのも久しぶりで
なんだか嬉しい
はやく悟たちに、会いたいな
驚いた顔が見ものだ
115人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミンミンゼミ(プロフ) - 饅頭こしあん派さん» あ、、、ありがとうございますm(_ _"m)持病と課題でテンテコマイですが頑張ります!文才がカスですがどうぞ最後までこの小説を楽しんでください・・・! (2021年10月12日 12時) (レス) id: d4b6eee348 (このIDを非表示/違反報告)
饅頭こしあん派(プロフ) - 面白くて一気見しちゃいました!更新頑張ってください! (2021年10月11日 20時) (レス) id: d12f11bbbc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミンミンゼミ | 作成日時:2021年8月16日 17時