勢いだけで船を飛び出したものの逃げた先の地球が思っていた以上に住み心地が良くてしばらく住み着くことにした神威の彼女ちゃんのお話。

兄妹の喧嘩ってなんか微笑ましい ページ11

ちょっと！恥ずかしいわ！！
恥ずかしさに耐えられなくて神威を引きはがそうとするも、さらに力が入って逃げれない。

やっぱ神威強すぎ！！

『ねえ！みんな見てるから離して！』
神威｢ダメ。船に戻ってくるって約束しないと絶対離さない｣

子どもか！
呆れてると体がふわっと浮いた。

神威｢Aが世話になったネ。じゃ、｣
『はあ？！』

こんだけ人に迷惑かけてそれはないでしょーが！

神楽｢待つアルばか兄貴！！！！｣
神威｢…なに、あほ妹^^｣

この2人の組み合わせ初めてだけどなんか嫌な予感がするのは気のせい…？

神楽｢Aちゃんが困ってるアル！｣
神威｢お前に関係ないだろ｣
神楽｢関係あるネ！｣
神威｢うるさいな、もっと強くなってから文句言ってきたらどう？^^｣

あぁ〜。
兄妹喧嘩始まってしまった…。
火花ばっちばち。

銀さんも新八さんも呆れている。

『はぁ…』

スっと手を振り上げる。

ｽﾊﾟｰｰｰﾝ!!!!!

神威｢いっっっっっ？！？！｣

おもっくそ頭をしばいてやったぜ←

『神威、逃げたりしないからおろして』
神威｢……｣

黙っておろしてくれるあたり((

『まずこんなに万事屋さんに迷惑かけてなんか言うことないの？』
神威｢ｺﾞﾒﾝ…ﾅｻｲ｣

銀時｢(うそだろ…)｣
神楽｢(あのばか兄貴が…)｣
新八｢(しおらしく言うことを聞いている…？！)｣


お登勢｢なんだィ？この騒ぎは｣

新八｢お登勢さん！｣
『あ、すみません！大きな音を立ててしまって』

1階でお店をしている方、だよね…？

お登勢｢こりゃあ大きな音どころじゃないねェ…痴話喧嘩も大概にしとくれ｣

チラッと神威をみてため息をつくお登勢さん。

銀時｢ババア、どこをどう見たらこんな桁外れの痴話喧嘩起こると思ったんだよ｣
お登勢｢知らねェ女と男がいたら誰だって痴話喧嘩巻き込まれたと思うだろ家賃払えこの飲んだくれが｣

お登勢さん…只者じゃない覇気をまとってらっしゃる…。

お登勢｢こんなボロボロにしちまって。そこの子、名前教えな｣

わ、私…？

『A、です』
お登勢｢A、このボロボロになった場所の修理代払ってもらうよ｣

……oh((

新八｢お登勢さんさすがにそれは厳しいんじゃ…｣
お登勢｢無理なら働いて返しな｣
神楽｢Aちゃんをスナックで働かせる気アルか？！？！｣
神威｢スナック？｣

スナックって、あのスナックだよね？？(汗

さすがに…→←謝れたんだ((殴

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