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さっきから、
心臓がバクバク言っててうるさい。
ー僕は、、、Aさんのそばを離れないですよ。
ー責任持ってAさんのこと見てますから。
ーきっとこの先もずっと。
ー物理的に離れてしまったとしても、
ーAさんのことを1番に想ってるのは、
ー僕でいたいんです。
嬉しくて、嬉しくてたまらんかった。
暖翔を失った今、
私を必要としてくれる人が
ここにもいたんや、って。
『あ〜あ〜あ〜盗み聞きするんじゃなかった〜』
「ん?なにを盗み聞いたん?」
『わっ!!!!廉くん!!!!』
うわわわわわ!
今この状況で、、
不意に現れんといてよー!汗
「はい、携帯。さんきゅ、」
『あっ、うん。』
「早よ風呂入れよ。」
『うん。』
「じゃ、」
あっ、待って。
まだ行ったあかん!
『…廉くんっ!!!!』
「ん?どした?」
『その…。
ありがと。』
よかった。言えた。
伝わった…
かな??
わかんない、
けど、
どうしても言いたかったの。
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作者名:Raine. | 作成日時:2020年5月27日 17時