14話 ページ15
side森羅
森羅｢あやつり人形…だと…？｣
奴はニィと不気味に笑って
ジョーカー｢なぁ、マリオネット。｣
魔神は光を失った目で奴を見る。
ジョーカー｢死ね。｣
そう言うと魔神はナイフを両手に持って首を切ろうとした。
森羅｢やめろォォ!!｣
腕を掴んで止めさせる。
くっそ……コイツこんなに力強いのかよ…!!
ジョーカー｢マリオネット、やめろ。｣
そう言うとピタリとやめてナイフを下ろす。
ジョーカー｢な？この状態になったからには全部俺の声しか聞かない。聞こえない…の方が正しいか？｣
誰の声も聞こえないのか…？
本当に？
森羅｢魔神!!起きろ!!｣
いつもなら…
A【うるさいです。そんなに声張り上げないで下さい。馬鹿みたいですよ。あぁ、馬鹿でしたね。】
ぐらいは言うだろ…？
言えよ…
言ってくれよ…
なんで奴の声以外は聞こえないんだよ…
なんで俺と一緒に戦おうとしないんだよ…
奴の言いなりで良いのかよ…
ジョーカー｢マリオネットは愛されてるみてぇだな。｣
抱きかかえて耳に何かを囁く。
ジョーカー｢マリオネット、俺の言う事聞けるよな？｣
コクリと頷く。
ジョーカー｢よし。｣
そうして奴がまたニィと笑う。
また誰か来た。
アーサーと…第1の…
ジョーカー｢遊び過ぎたか。｣
アーサーに説明しても聞かない！
バカヤロー!!
アーサー｢魔神、何してんだ？｣
ジョーカー｢マリオネット、アイツをぶっ飛ばせ。｣
奴は抱えた魔神にそう言って笑う。
見たことない攻撃をしてアーサーを吹っ飛ばした。
アーサー｢魔神!!俺を……！？｣
気づいたか？
環｢どいてな！｣
第1の奴を抱えて逃げる。
爆発して状況を飲んだみたいだ。
アーサー｢魔神!!起きろ!!｣
環｢新人大会で寝てんのかい！｣
ジョーカー｢マリオネット、もう一度ぶっ飛ばせ。｣
また俺の知らないアイツは容赦なく俺たちを壁に打ち付ける。
ジョーカー｢シンラ…お前がヒーローにこだわるなら…ここに居る連中を1人残らず助けてみろよ。｣
そう言って奴はあの粉を振りまいた。
ジョーカー｢さ、帰るぞ、紅。｣
紅は奴と魔神を抱きしめてどこかに飛ぶ。
はっ！
森羅｢逃げるぞ！｣
外には出れたけど…！
2人を抱えたままアーサーと猫を…出来るか？
第1の大隊長が出てきた。
環｢バーンズ大隊長!!｣
なんとか降りられた…
茉希｢Aは…！？一緒じゃなかったんですか？｣
事情を説明しようとすると
紅が魔神だけを抱えて歩いてきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 132人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蓮 - ジョーカーとの関係などいろいろ気になります！とても面白いです！続きを楽しみにしてます！頑張って下さい。 (2020年7月6日 18時) (
レス) id: def185814e (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年3月10日 15時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
あに芋 - この小説めっちゃ好きです！！続きが気になります！早く紅との接触が見てみたいです！！更新待っています！！ (2020年1月9日 19時) (レス) id: d6f2ad8f63 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ペテン師 | 作成日時：2019年12月25日 21時
