第6話 放課後 ページ7
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「いっちゃん 帰ろう？」
「あ…A！ 見てよ！今朝の事件ヤフートップにもう乗ってるんだ！」
放課後授業が終わり私はいっちゃんに話しかけた。
いっちゃんは笑顔でスマホ画面を私に見せる
｢早く家に帰ってノートにまとめないと！｣
｢いっちゃんはすごいね｣
無個性だと言われた幼稚園の頃から書き始めた
"ヒーロー分析ノート"早くも13冊目
凄いなと感心しつつ彼と話をしながら支度を進める。
私が先に支度が終わったので いっちゃんの席に向かった
纏めているノートをカバンに詰めようと手を伸ばすと誰かの手によって奪われた
「話はまだ 済んでねぇーぞ」
そう言いながら 私の取ろうとしたノートは爆豪の手によって奪われ クラスの入口からは彼のツレが
私たちの元にやってくる
『カツキ それ何？？』
『「将来のための…」まじか！？く〜〜〜
緑谷〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！』
｢いっ良いだろ返してよ！！」
いっちゃんはそう言いながらノートを手に取ろうとしていた。
爆豪はノートをおもむろに掴むと 個性を使い いっちゃんのノートを爆破させた
あーーーーー！？いっちゃんは驚き大声をだす
爆豪はノートをボロボロにした挙句 そのまま窓の外へ投げ捨てた。
｢1線級のトップヒーローは学生時から逸話を残してる
俺は この平凡な公立中学から 初めて！唯一の！｢雄英進学者｣っつー "伯"を付けてーのさ。 まー完璧主義者なわけよ｣
そう言いながら 軽やかな笑顔で言う。
そして いっちゃんに近付きながら個性を使い煙が出ている手を肩に起きこう言い放った。
｢つーわけで一応さ 雄英受けるな ナードくん｣
手はいっちゃんの肩に置いたまま彼は首だけを
私の方へと向けた。
｢お前もだ クソ女 何の個性だか知らねぇが
俺の前に立つんじゃねぇ。｣
言い終わるや否や 満足したように 爆豪は連れを引き連れて教室から出る。
あ と言うと 教室の出口から 体をこちらに向け
話し始める。
｢そんなにヒーローに就きてんなら効率の良い方法あるぜ｣
｢来世は"個性"が宿ると信じて屋上からのワンチャンダイブ！！｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿パシッ
教室に頬を叩く音が響いた。
貴｢なんでいっちゃんに そんな言葉かけるの…っ
かっちゃん…！！｣
私に頬を叩かれたのが驚いたのか彼は目を見開いて私を見つめた。
私は何も言わず荷物だけを持ち 教室から走り出した。
泣きそうな顔を見られたくなくて。
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千羅(プロフ) - この小説を読むの毎度楽しみにさせていただいています。無理せずゆっくりあげて下さい。次回も楽しみにしています。 (2019年7月5日 18時) (
レス) id: 71b44303c2 (このIDを非表示/違反報告)
トウカ(プロフ) - 私はこの小説が好きです！なのでゆっくりと心を休ませてください。イラストも頑張ってくださいね！応援してます！ (2019年7月5日 1時) (レス) id: 0b1ff1fc69 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - りっつさんの言うように、二つENDを作るか、今度はこの二人のアンケートをして決めたらいいと思います。 (2019年6月20日 11時) (レス) id: 2187be20bb (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - 爆豪END・轟ENDと、わけて作成するか、この二人でまたアンケートをとるか、ですな！ (2019年6月19日 6時) (レス) id: bcba4c383b (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - めんどくさいけど今度はかっちゃんかショートくんの2択で (2019年6月18日 23時) (レス) id: efb845659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：榎本彩音 | 作成日時：2019年5月21日 23時
