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3.いとこさん ページ5


Tanahata side







『いとこ…?』



祖母「そうよお、Aちゃんはちっちゃい時に会ったっきりだから覚えていないかもしれないけどねえ、

Aちゃんのお母さんの妹がいるでしょう、あの子の息子さんがAちゃんと同じ歳らしくてねえ、

今日家に来るから、仲良くしなさいな。」







ある休日に突然そう言われ、私はとても不安を感じる



あの日、放課後の教室での会話を聞いて以来、人と会うのが怖くなった。

この髪を、目を見られて貶されるのが嫌だ、そう思えば自然と人を避けていた。



嫌だな、と思ってももちろんそんな事を祖父母に言える訳はなく、『うん、』とだけ答えて客人をもてなす準備を無心でした。







祖母「あらまあ、久しぶりねえ。


賢二郎くんも大きくなって、前会った時はまだ赤ん坊だったのにねえ。

ほら、Aちゃん、白布さんが来たよ。挨拶しなさいな。」



『…こんにちは、七夕Aです。


…えと、お久しぶり、です…?』




女性「お母さん久しぶり。


…まあ!Aちゃんも大きくなって!やっぱり美人さんになったわねえ、髪も目も、お父さんに似てとってもきれい…


ほら、賢二郎も挨拶なさい!」






その女性は、私のお母さんの妹さん、つまり叔母さんにあたる人で、白布さんと言うそうだ


息子さんは、賢二郎くん、と言うらしい。ミルクティーみたいな綺麗な髪色に、整った顔立ち。


頑なに挨拶をしてくれない辺り、やはり私はよく思われなかったのだと察した







「こら賢二郎!挨拶しなさい!!」



「…」



『おばさん、大丈夫です。


賢二郎くん、ごめんね。』







挨拶をさせようとする叔母さんを止め、賢二郎くんに一言だけ謝って私は部屋に戻った



それはそうだ。誰でも"見た目が普通と違う人"なんかとは話したくないだろう


4年以上そんな扱いを受けていれば、流石に慣れてくるもので。特別傷つくことはなかった






「…ねえ、」



『……えっと、賢二郎くん、?』






部屋で音楽を聴きながらぼうっと考えていれば、急に後ろから声をかけられた




びくりと肩を震わせて振り向けば、そこには何故か賢二郎くんがいて。さっきと同じ無機質な表情で私を見つめている



私はどうして賢二郎くんがわざわざ私の部屋に来て声を掛けてきたのか全く分からず、ただじっと彼を見つめ返す事しかできなかった








あのぶんぶんしらぶんぶんがいとこ設定にしました(誰にするかめっちゃ悩んだ)

4."アンタ"について(Shirabu side)→←2.出る杭は打たれる



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@ゑの(プロフ) - 秋蛍さん» ご指摘ありがとうございます!!ああああなんという事を申し訳ございませんんん(;ω;)作者全く気づいておりませんでした、尾長くんですすみませんんん、 (2021年3月3日 19時) (レス) id: c4dd513e8f (このIDを非表示/違反報告)
秋蛍(プロフ) - あの…突然のコメントですみません!34話の長尾くんって人は尾長くんではないでしょうか?オリキャラならすみません! (2021年2月27日 9時) (レス) id: 29e99f8be9 (このIDを非表示/違反報告)
@ゑの(プロフ) - ドクさん» コメントありがとうございます!!ふへへ産みの親になれて光栄です(?)!!これからもどうぞすこでいてくださいよろしくおねがいします(´;ω;`) (2021年2月26日 19時) (レス) id: c4dd513e8f (このIDを非表示/違反報告)
ドク(プロフ) - スコティッシュフォールディングダイブっす…無理すこ…産んでくれてありがとうございます (2021年2月26日 8時) (レス) id: f0778d3186 (このIDを非表示/違反報告)
@ゑの(プロフ) - おみゅらいちゅさん» コメントありがとうございます!!ふあああ嬉しすぎますありがとうございます!これからもがんばりますよろしくお願いします!! (2021年1月25日 20時) (レス) id: c4dd513e8f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:@ゑの | 作成日時:2021年1月3日 22時

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