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31.どうでもいい ページ33


Tanahata side








ボトルを洗い終わった後、白福先輩と雀田先輩にタオルの方の片付けをすると言われたので、私は洗い終わったボトルを先に部室へと運ぶと申し出た。その方が2人の仕事も減るだろう




部室へと行く前に、体育館に残ったボトルやタオルがないかを確認しに行こう。きっと部員たちはまだ居るだろうが、私には見向きもしないだろうから




開いたままの体育館の扉からちらりと中を覗けば、壁際にひとつボトルが残っているのが見えた。1本足りないのは気のせいではなかったか、



何やら体育館の隅の方で数人が話をしているのが見えたがこちらに気づいた素振りはないため足音を消してボトルを回収、体育館を出ようとした時に彼らの会話が耳に入った









「___七夕って地味じゃん?」



「まさに地味子代表!って感じするわー


___アイツって何でマネージャーやってるんだっけ?」









…ああ、本当にこの人たちは苦手だ


3年生の木葉秋紀さん、小見春樹さん、そして木兎光太郎さん



いつもあの子が可愛いだのあの子は可愛くないだのと話をしている彼らに、私がよく思われていないのは当然のことだ



赤葦くんとは2年間同じクラスだけど、業務連絡的な事でしか言葉を交えたことはない。いわゆる"ただのクラスメイト"という存在だ









『(…別にどうでもいいけど、)』









にやにやと話をする彼らにちらりと目を向けて体育館を後にした









赤葦「…そうですね、



七夕さんは、元バレー部だからマネージャーになったんですよ


それと、マネージャーの先輩2人とはとても仲が良さそうですし



…教室では、友達も多いしよく喋りますよ」







木葉「…は、まじで?

いじめられてるとか、ボッチとかそーゆーんじゃねーの?」



木兎「バレー部なのか!?じゃあ七夕もバレーできんのか!

よし!俺七夕とバレーしてくる!」




小見「雀田も白福も、なんで部活休むやつと仲良くしてんだよ…」









背後から聞こえた会話に中学時代の先輩が思い出され、私は再び重いため息をはいた









"___周りばっか気にしてもいいことないだろ


もっと自分がやりたいようにすれば?"









昔、私の"大切な人"が言ってくれた言葉を思い出す。彼の言葉を思い出せば、いつでも心が楽になる気がする









私は、痛む心に気づかないふりをして部室へと向かった




32.青葉城西にて→←30.地味な"貴方"について(Akaashi side)



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@ゑの(プロフ) - 秋蛍さん» ご指摘ありがとうございます!!ああああなんという事を申し訳ございませんんん(;ω;)作者全く気づいておりませんでした、尾長くんですすみませんんん、 (2021年3月3日 19時) (レス) id: c4dd513e8f (このIDを非表示/違反報告)
秋蛍(プロフ) - あの…突然のコメントですみません!34話の長尾くんって人は尾長くんではないでしょうか?オリキャラならすみません! (2021年2月27日 9時) (レス) id: 29e99f8be9 (このIDを非表示/違反報告)
@ゑの(プロフ) - ドクさん» コメントありがとうございます!!ふへへ産みの親になれて光栄です(?)!!これからもどうぞすこでいてくださいよろしくおねがいします(´;ω;`) (2021年2月26日 19時) (レス) id: c4dd513e8f (このIDを非表示/違反報告)
ドク(プロフ) - スコティッシュフォールディングダイブっす…無理すこ…産んでくれてありがとうございます (2021年2月26日 8時) (レス) id: f0778d3186 (このIDを非表示/違反報告)
@ゑの(プロフ) - おみゅらいちゅさん» コメントありがとうございます!!ふあああ嬉しすぎますありがとうございます!これからもがんばりますよろしくお願いします!! (2021年1月25日 20時) (レス) id: c4dd513e8f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:@ゑの | 作成日時:2021年1月3日 22時

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