◆ままごと【時透無一郎・不死川実弥】 ページ41
美桜さんからのリクエストです!
ありがとうございます!
※無一郎の記憶は戻っています。
《ままごとをしないと出られない部屋
※必ず父役、母役、子どもの役を決めること》
ゆりは内心物凄く焦っていた。
部屋に閉じ込められた面子が自分と鬼殺隊を支える柱、不死川実弥と時透無一郎だからだ。
実「何だこのふざけた状況はァ……!」
無「………。」
『あ、あのぉ。』
実「あァ?」
『(怖っ!)
わ、私……前にもこの部屋に閉じ込められたことがありまして。』
無「それで?」
『この部屋は、お題を達成しなければ出ることができないんです!』
ゆりがそう告げると、二人は少し驚いたような表情を見せた。
『だから、おままごとやりましょう!』
無「君が嘘つくとは思えないしね……うん、やろう。」
実「仕方ねぇな。」
『………それでですね、私は自動的に母役になるんですけど、二人はどうしますか?』
無「年齢的に僕が子ども役やるよ。」
すんなりとそれぞれの役は決まった。
『時透くん?』
無「なに?」
『何で私に抱きついているのかな?』
無「だって今はゆりの子どもだから。
僕のこと名前で呼ばないと変だよ?お母さん。」
甘えるようにゆりに抱きつき、“お母さん”を強調する無一郎。
『(う、上目遣い!可愛い!/////)
よ、よしよし無一郎…………くん。』
無「いや、息子に“くん”はないよね?」
『ご、ごめん!無、一郎……。』
無「うん。
ほら、次はお父さんに“あなた”って言わなきゃ。」
『え゛!?』
無一郎の言葉に女子とは思えない声で反応を示すゆり。その隣に胡座をかいて座っていた実弥も無一郎の言葉に驚いている。
無「いつまでもここから出られないよ?」
『………。』
言葉に詰まっていたようなゆりだったが、意を決したように実弥の方へ顔を向けた。
『あ、あなた……?/////』
実「…………。」
彼女がそう呼んだものの、彼はふいっと顔を背けてしまった。
『(まさかの無反応!?恥ずかしすぎる!/////)』
その後、すぐに扉は開いたため部屋から出ることができた。が、実弥はずっとゆりと顔を合わせようとはしなかったそうである。
※ここだけの話、実弥が顔を背けたのは照れた顔を見られたくなかったかららしいですよ!
◆怪談話【悲鳴嶼行冥】→←◇女の子の日*【同期組(男子)・時透無一郎】
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八重桜(プロフ) - 天の川さん» ご指摘ありがとうございます!早速訂正したいと思います。 (2020年5月3日 10時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - 大正時代は『生理』よりも『月のもの』と言うと思います。 (2020年5月3日 9時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - 林檎さん» リクエストありがとうございます!分かりました!順番に作っていきますので少々お待ち下さいm(__)m (2019年9月18日 18時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - はじめまして!リクエストなんですが有一郎で告白ってできますかね?とても面白いです読んでて楽しいですこれからも頑張ってください! (2019年9月18日 16時) (レス) id: 3e942f49cd (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - キャラメルリボンさん» そう言ってもらえてすごく嬉しいです!これからも頑張ります(^^) (2019年9月17日 10時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:八重桜 | 作成日時:2019年8月16日 23時