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◇告白【悲鳴嶼行冥】 ページ11

美桜さんからのリクエストです!
ありがとうございます!

※夢主は悲鳴嶼さんの継子という設定です!






岩柱の悲鳴嶼行冥は継子である花宮ゆりに想いを寄せている。
素直なところ、そして何より優しい性格に惹かれたそうだ。



もちろん、ゆりの姿を実際に見ることはできないが、声や真剣に稽古に挑む姿勢は聞くことも感じ取ることもできる。



稽古以外の時間でも話をしたり、食事に出掛けたりと二人は良い師弟関係と言えるだろう。









『悲鳴嶼さん今日も稽古ありがとうございました!』


「ああ。」


『明日もよろしくお願いします!』



いつもの稽古が終わったが、悲鳴嶼は今日という今日は愛弟子であるゆりに自分の想いを伝えようと決めていた。



しかし、恋人になれるとは思っておらず、ただ自分の気持ちを彼女に伝えたいと思っていた。



「ゆり、少し話があるのだが……。」


『?はい。』



師範である悲鳴嶼の改まった態度に戸惑いつつもしっかりと彼の方へ向き直るゆり。



「………今から君に師範としてではなく一人の男として伝えたいことがある。」


『は、はい!』


「私はゆり、君のことを好いている。」


『え………ええええ!?/////』



まさかの告白に驚きを隠せない様子のゆり。彼女の頬が紅をさしたときのように真っ赤に染まっていく。



そう、実はゆり本人も師範である彼に想いを寄せていたのだ。しかし、あまりにも恐れ多いと思い、その気持ちをずっと隠していたのだ。



「断ってくれてかまわない。何せ、私と君は十以上も年が離れている……それに、私はこの通り目も見えない。」


『………。』


「ただ、私の気持ちを君に知ってもらいたかったのだ。」


『………ね、年齢も身体のことも関係ないですっ!』


「ゆり?」


『私も継子になったときからずっと悲鳴嶼さんのことが好き……でした。
でも……私は継子で悲鳴嶼さんは師範で柱だから、この気持ちは隠さないといけないって、思って……(/_;)』



彼女がどのような表情をしているのか彼には見えないが、声色から泣いているのだということは分かる。



自分より一回り以上小さい身体を優しく抱きしめた。



「本当に私でいいのか?」


『……あなたがいいんです!』


「っ!………ありがとう、ゆり。」

◆耳舐め*【錆兎】→←◇浮気ドッキリ【我妻善逸・不死川玄弥】



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設定タグ:鬼滅の刃 , 短編集 , ○○部屋   
作品ジャンル:アニメ
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八重桜(プロフ) - 天の川さん» ご指摘ありがとうございます!早速訂正したいと思います。 (2020年5月3日 10時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - 大正時代は『生理』よりも『月のもの』と言うと思います。 (2020年5月3日 9時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - 林檎さん» リクエストありがとうございます!分かりました!順番に作っていきますので少々お待ち下さいm(__)m (2019年9月18日 18時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - はじめまして!リクエストなんですが有一郎で告白ってできますかね?とても面白いです読んでて楽しいですこれからも頑張ってください! (2019年9月18日 16時) (レス) id: 3e942f49cd (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - キャラメルリボンさん» そう言ってもらえてすごく嬉しいです!これからも頑張ります(^^) (2019年9月17日 10時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:八重桜 | 作成日時:2019年8月16日 23時

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