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◆キスマーク【竈門炭治郎】 ページ2

ルルさんからのリクエストです!
ありがとうございます!


《キスマークをつけないと出られない部屋》





『これってさ、私が炭治郎にやるのもありなのかな?』


「えっ!?」



炭治郎はゆりの言葉に驚きを隠せない。



同期であるため、彼女とはそれなりに付き合いは長い。常識人に見えて実は少し変わったところや抜けているところがあることを彼は知っていたのだが、先程の発言には驚かずにはいられない。



『え?ダメなの?』


「だ、ダメではないが……。」


『?』


「その…………俺がやったら、怒るか?」



炭治郎がほんのり顔を赤くしながらゆりに問いかける。



『怒らないよ〜!
なぁんだ、炭治郎やりたかったならはっきり言えばよかったのに!』


「はっきりって……」


『ところで“きすまーく”って何なの?」


「知らないのに自分でやろうと思ってたのか!?」


『やり方は炭治郎に聞いて私がやろうって思ってたからさ。』


「な、なるほど。(だからこのお題を見ても動揺しなかったんだな。)」



炭治郎は一人で納得していた。



「“キスマーク”というのは、接吻でつけた跡のことをいうんだ。」


『接吻!?!?』


「ああ。」



さっきまでの様子とはうって変わり、一気に顔が赤くなるゆり。
炭治郎はそんな彼女を「可愛いな」と思いながら見つめ、ゆっくりとその場に押し倒した。



『た、炭治郎?』


「不安がることはないぞ。すぐに終わるからな。」



安心させるような柔らかい口調でゆりを宥める炭治郎。
そのまま彼女の首筋に接吻をする。



『………いっ!』



チクッと首筋を小さな針で刺されたような感覚に襲われ、ゆりの口から小さな悲鳴が漏れる。



ガチャッ



「開いたみたいだな。」


『う、うん。』



無事にお題は達成したようで二人は部屋を後にしたのだった。









__翌日


「部屋から出るためとはいえ、嫁入り前の娘に手を出したことの責任を取らせてくれ!
夫婦になろう!」



と、ゆりは求婚をされたらしい。









続きます!

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設定タグ:鬼滅の刃 , 短編集 , ○○部屋   
作品ジャンル:アニメ
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八重桜(プロフ) - 天の川さん» ご指摘ありがとうございます!早速訂正したいと思います。 (2020年5月3日 10時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - 大正時代は『生理』よりも『月のもの』と言うと思います。 (2020年5月3日 9時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - 林檎さん» リクエストありがとうございます!分かりました!順番に作っていきますので少々お待ち下さいm(__)m (2019年9月18日 18時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - はじめまして!リクエストなんですが有一郎で告白ってできますかね?とても面白いです読んでて楽しいですこれからも頑張ってください! (2019年9月18日 16時) (レス) id: 3e942f49cd (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - キャラメルリボンさん» そう言ってもらえてすごく嬉しいです!これからも頑張ります(^^) (2019年9月17日 10時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:八重桜 | 作成日時:2019年8月16日 23時

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